韓国のあり得ない「GSOMIA破棄通告の一時停止」・・・・
韓国の論調
- GSOMIA終了猶予、文大統領が自由韓国党代表にハンスト中止を求める11/22(朝鮮日報)
- GSOMIA運命の日、文大統領は素材・部品・装備メーカーを訪問していた11/23(朝鮮日報)
- GSOMIA終了猶予も…日本、徴用工判決で圧迫「資産現金化時はさらに深刻」(韓国中央日報)
- 「GSOMIAのない韓国」果たして備えはできているのか(韓国中央日報)
- GSOMIAの終了を控えて…日本版NSC「4大臣会合」を開いた(韓国中央日報)
- 駐韓日本大使「GSOMIA、東アジア安全保障で重要な役割」(韓国中央日報)
- GSOMIA破局回避 米圧力で譲歩し合い「土壇場の延期」(聯合ニュース)
- 韓日GSOMIA 失効直前に起死回生(聯合ニュース)・・・・玉虫色の歪曲か
- GSOMIA終了を「条件付き延期」 WTO提訴手続き停止=韓国大統領府(聯合ニュース)
- GSOMIA終了延期 徴用問題巡る韓国国会議長の提案が注目(聯合ニュース)
- 米国の全面的圧力が“負担”に…GSOMIAの失効6時間前に“劇的に旋回”(ハンギョレ)
- GSOMIA「条件付き延期」決定、国民に十分な説明せよ(ハンギョレ)
- GSOMIA「条件付き延長」…規制交渉、時間稼ぎ用の解決方法(ハンギョレ)
- 韓国の与野党4党、GSOMIAの条件付き延長を肯定的に評価…正義党は「深く失望」(ハンギョレ)・・・ごまかしの条件付き延長
- 大統領府「GSOMIA最終解決は日本政府の態度にかかっている」(ハンギョレ)・・・いつもボールが相手にあるとして自らに非がないと宣伝
- 日本が歪曲と抗議 GSOMIA維持の発表(共同)・・・どっちが歪曲?
概して韓国では、
- どうでもいいか、関連の薄い方向
- 将来の韓国を憂える方向
- ピント外れの方向
が多かったように思います。
ピント外れは、「すべて自分には責任がなく、いつも相手に責任がある」「今後起きることの全責任が相手にある」という「自分だけを正しい」とする悲しい「韓民族の信仰」によるものでした。
右翼は「勝利した」とし、反対勢力の左翼も「勝利した」と、玉虫色の判断結果なのでしょうか。
とにかく韓民族は「勝つこと」だけを目指し、「負けること」は許さないようで、法などはどうでもいいのです。これら両者を満足させるためには、双方に「勝った」と思わせる手法が必要だったのですが、それを狙った文在寅だったのか、単なる延命工作であり11~12月の交渉で自分たちが敗けそうになり不都合ならば再び「反日」が激しくなるのでしょうか。
左翼韓国政府は、大統領自らがあまりにも共産主義に肩入れし過ぎていて、これではいけないというので日米を分断しようとしたのでしょうが、韓国内の国論を分断してしまうことになったとは、まっことご愁傷さまでした。いやそれとも、もともと国内世論は分断されていましたか。
アメリカの論調
- 米国務副長官、GSOMIA失効回避を歓迎 韓国外相「建設的役割」要請(時事)
- 米政府、韓国のGSOMIA延長を歓迎 日韓に「持続的解決」促す(afp)
- 文政権、強まる逆風=GSOMIAの延長決定に反発も(afp)
- 何が狙いか、土壇場でGSOMIAを延長した韓国の皮算用(newsweek)
- 「GSOMIA破棄で損害を被るのは韓国」米有識者が断言(newsweek)
- GSOMIA失効を回避(ロイター)
韓国の決定を歓迎しつつも、日本ではなく韓国の拙速を憂えているのが多かったようです。
日本の論調
- GSOMIA失効回避を歓迎 米(時事)
- 隠せぬ日米韓安保の綻び GSOMIA失効回避(日経新聞)
- 日韓外相が会談 12月下旬の首脳会談へ調整で一致(日経新聞)
- GSOMIA破棄回避、韓国NSCで「熾烈な討論」…康外相が逆風に「強い憂慮」(読売新聞)
- 二階氏「韓国が賢明な判断」、福山氏「評価できる」…失効回避に与野党安堵(読売新聞)
- GSOMIA 韓国の破棄見直しは当然だ(読売新聞)
- 韓国外相「我々はGSOMIAをいつでも終了させられる」 (読売新聞)
- 不毛なGSOMIA騒動収束を 日米韓に猶予なし(朝日新聞)
- 功を奏した「ワシントンの破壊力」 GSOMIA維持(朝日新聞)
- 韓国GSOMIA失効回避「在韓米軍縮小」脅威に 韓国軟化、着地点探る(毎日新聞)
- 米国に追い込まれた瀬戸際の韓国がGSOMIA継続に秘めた「成果」(毎日新聞)
- GSOMIA、韓国で続く国論二分 対日協議次第で批判再燃も(産経新聞)
- 文政権は「同盟関係悪用」、米政権は対応「遅い」と米専門家ら GSOMIA問題で(産経新聞)
日本の場合は、例によって多様であり一言でまとめられません。「日韓のほころびは隠せない」など日韓の将来を憂えるものがありました。
双方に事情があり
- 引くに引けない韓国(そのほとんどが自業自得ですが)
- 日本は、韓国の「1965年条約違反状態」をこのままにしておくわけにはいきません。
協議は難航することでしょう。
再び韓国は
「一転してGSOMIA破棄の停止」を中断する
のでしょうか。
こうなれば、もともとあり得なかった「停止」を「中断」するのですから、わけが分からず、泥沼化したようです。
「いつでも効力を停止できる」もあり得ないことです。
はっきりしているのは
「1年間」延長するのか
「1年間」延長しないのか
であり、GSOMIA和文(第21条はP.15-16にあり)では、途中で停止するなどとは書かれていません。
書かれていないことを「暴き出す」のが韓民族の致命的な欠陥ですが、なぜか本人は悦に入っております。
さてさて、皆様はどう思われますか。