カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

異国での代理戦争

2017年03月05日 04時19分34秒 | 社会

人びとが、本国で対立するのは当然あり得ることとはいえ、それが海外へまでも飛び火して、異国で互いに醜い争いを繰り返してきました。

こういのを「代理戦争」と呼ぶようですが、いろいろ考えてみましょうか。


▲禁酒法やらマフィアの暗躍があった100年前のアメリカ。

ヨーロッパでイギリス系とドイツ系・イタリア系が対立するのは当然です。

しかし移民先の異国アメリカでも、ヨーロッパでの対立を再現した代理戦争があったのです。

どこでも、少し先に来ただけで偉そうにするのは、けしからんものですが、本国であぶれたヤクザっぽい人たちがあふれていたアメリカ。

今でも憲法で自分の身を守ることが保証されており、州によっては銃の携帯が認められているらしい、といえば納得するかたも多いことでしょう。

その後、時代が変わりましたが

2017年1月にトランプが米大統領に就任してからは、今まで大きく取りあげられなかった米国の問題が表面化しました。

同じ共和党の中でも大きな対立があるとはいえ

概して言えば「ニセ進歩主義の民主党」と「腐敗した共和党」の対立がアメリカ国民を巻き込んだ代理戦争へと発展してきました。

トランプは、フィリピンのドゥテルテや中国の習近平と同じように、不法な手段でアメリカを正そうとしていますが、しょせんは権力欲がその源(みなもと)なのでしょうか。

その点で言えば、トランプ・プーチン・ドゥテルテ・習近平、みんな似ているように思われてしかたがありません・・・・・・。

いままでは一企業の主として平気で行政をだましてまで権力と富を得てきましたが、大統領になれば「無数の批判」を受けなければなりません。そういう批判を「ウソニュース」だと断定するのは、気持ちは分らないでもありませんが、この調子でいくと1年もつかどうかという感じです。

もっと分りやすいのが、朝鮮半島の南北対立。

韓国内では、脱北者にも2通りあるようで、北朝鮮に批判的な人たちと、韓国へやってきてなじめないどころか反韓国になった人たちで、これらがもともと韓国にいた親北派や反共派と、互いに協力・反目しあって、醜い争い・対立を続けております。

韓国を分りやすく、右派と左派にわけて考えると

  • 右派:左派のことを、親北・独裁・北朝鮮のかいらい政権と叫ぶ(北朝鮮・中国べったら漬け
  • 左派:右派のことを、腐敗・独裁・米国のかいらい政権と叫ぶ(米国べったら漬け

いずれも敵が「独裁」「かいらい政権」なんですが、自分の世界で一番正しい選択をしていると、疑いもなく信じています。だからそれに反対するものは許せないのですね。いや、反対しなければ負けてしまい、悲惨な目に会うのでしょうか。

右派

少なくとも、朝鮮半島を統一したいと思うことにおいては左派と違いがないものの、左派がまるで北朝鮮主導で統一を望んでいるようにみえ、その場合、政権が一党独裁の北朝鮮の影響下、大きく言えば中国の影響下になってしまう、とみえるのでしょう。

日本という外部からみると、右派は、何かにつけて自分たちに反発する左派を「許せない」とみているようにみえます。

左派

韓国よりもっと惨めな北朝鮮のはずなのに、それを独裁とは思ってないようで、まさに中国の儒教に洗脳されていると言えます。だからこそ右派政権をアメリカのかいらい政権だとみなし、「それよりはマシ」となるのでしょう。どちらが「マシ」なのでしょうね。

しかし昨今の成り行きからみて、朴槿恵政権の後にはこちらが新しい大統領を排出し、金大中~盧武鉉の「悪夢の10年間」を再現しそうです。

韓国左翼陣営の野党(いまのところ)がマレーシアでの金正男(キム・ジョンナム )暗殺を、北朝鮮が起こした事件だと判断してもよさそうなのですが、まだ明確に北朝鮮の犯行とは認めたくないようで「もしも北朝鮮の犯行とすれば・・・・・・」とする始末。

私の、取るに足らない考えでは、

この左派・右派の両方が間違っていると思います。

それは別として、韓国内では南北代理戦争があることを知っておきたいと思います。

ところがこの対立が

遠い海外の日本でも代理戦争として勃発しました。一口で「在日韓国人・朝鮮人」と言いますが、その醜い争いについて南北代理戦争を抜きにしては語れません。

これは更に飛び火して

マレーシアで金正男(キム・ジョンナム )が北朝鮮工作員によって殺害されたとみられる事件でも見られました。ヤクザの内部抗争に似た「北朝鮮の内部抗争」に過ぎないのが、中国や韓国を巻き込んでしまい、特に韓国を通じて代理戦争に至ったというのはまっことつらいことです。

アメリカでは

韓国を見限った脱北者ならぬ「脱南者」たちが多いようで、当然ここでは北朝鮮に関しては誰も興味を示さないようなので、韓国系の人たちが趣を変えて「反日闘争を繰り広げる」という新しい生き甲斐を見つけているようです。

いわばアメリカでの日韓代理戦争ですね。

ただし今アメリカでは、大統領トランプの出現でそれどころではなさそうで、もっと重大な国内関心事があり、代理戦争よりそちらの方に焦点が移ったようです。

▲戦前の中国

イギリス・ドイツ・フランスなどが、中国で植民地獲得合戦を繰り広げましたが、中国内での内戦が激しくなるにつれ撤退し始め、代わりにアメリカやソ連が中国へ介入するようになりました。アメリカとソ連が中国の主要な勢力へ荷担し、中国の内戦と見せかけた代理戦争をしていたようです。幕末の日本で、英仏が対立する勢力双方に武器を販売して戦わせたのを思いだしますか?

きっと今のシリア内戦を思い出す人も、いるでしょう。まさにシリアでは、大統領アサドの無策もあり、ロシアを内戦に参加させましたが、それ以前からアメリカなどの有志連合連合がシリア内戦に荷担していました。

戦後の米ソ冷戦の始まりは、ひょっとしたら中国において始まったのかも知れません。

これらを含め順不同で言えば、中国内戦・ベトナム戦争・アフガニスタン紛争・ソ連崩壊にともなう東欧諸国のロシア離脱と東西ドイツ統一・ウクライナ領クリミア半島問題などなど米ソに関係しない紛争など、考えられません。

▲この代理戦争は日本でも日常的に見られます。

普段は仲が良さそうにみえる家族が、ある部外者を通じて、妙な対立に至ることがあります。大きな問題がなかったのに、意図的かそうでなかったかは別として、第三者のせいで波風が立ち始めることなど日常茶飯事。この場合、部外者が代理戦争を引き起こしたと考えられます。

「選挙」が近くなると、よくみられます。日頃何もなかったように見えてても、きっと屈折したところがあったのでしょうか、あることをきっかけにして、激しくののしり合い、「親戚の縁をきる、もう絶交だ」となりやすいのが「選挙」。

選挙前ならたとえ親戚縁者同士であっても、それぞれの事情があるでしょうから、対立があってもいいのですが、「選挙が終わったら対立をやめて元のさやにおさまる」べきなのに、ついつい言葉が嵩じて「絶縁」に至り、それが長く続いてしまうのでした。この場合、選挙が代理戦争を引き越したと言えます。

▲沖縄問題も似ています。

本州で敗れ去った旧社会党などの「革新政党」が(何が「革新」か知りませんが)、沖縄へ逃げ込んで沖縄の問題を複雑にしているのか、それとも沖縄での対立を利用して生き残りを賭けて戦っているのかは、分かりませんが、こういった対立も代理戦争とみることもできます。

とにかく「朝日新聞 が右翼新聞にみえる」ほど極端な沖縄(特に本島あたり)では朝鮮半島に似て一色に染まりがちです。

沖縄は「革新」地域ではなく、旧態依然とした対立を繰り返すだけの「保守」地域なんでしょう。

▲一般な海外での話ですが

国内では恐らく一生出会えなかった人たちが海外で出会う奇跡などよく見られます。この場合、出身地での地域差を越えて懐かしく思うはずですが、そうならないこともあり、国内・同一地域での対立が激しいところから異国へやってきた場合、まったく知らない人同士でもよっぽどしっかりした考えがない限り、このような代理戦争に巻き込まれてしまいがちです。

私たちは、世界中で起るあらゆる対立・争い・戦争を見聞きする時

  • こういった代理戦争になっていないかどうかを考えることで、ささやかでも対立緩和に役立つことがあります。この場合、本人には、その代理戦争の意識がないかも知れないことに留意したいものです。身近な利益にとらわれていると、やや大きな代理戦争の犠牲者に成り下がってしまうでしょう。
  • もし代理戦争の意識があるとすれば、その深意をさぐることでより事実に即した判断ができるはずで、少なくとも「代理戦争」の意味が分らなかった時よりは、的確な判断ができるはずです。

さてさて、皆様はどう思われますか。 


中国に関する醜聞 201 THAAD配備問題

2017年03月05日 04時05分19秒 | アジア

本人が否定しても肯定しても、誰にも醜聞があります。ここでは最近の「中国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも表示しています。


いつものようにめまぐるしく、コロコロと豹変する中国共産党。

陳腐な声明「わが国は一貫して」は、あのどうしようもない犬も食わない「中国共産党の利益」に立脚したもので、一貫して「豹変」を隠蔽してきました。

中国国民など、どうでもよく「中国共産党の存続・利益だけに一貫性がある」のであって、「その他の人から見れば豹変」であることに気づいていないようです(大笑)。

中国では「一貫性≒豹変」、ほぼ同じなのでした。本来は反対の意味ですが、そこは「ごまかしテクニック」が発達した中国でして、同じ意味へと変化させました。

本当の賢者ならば

「一貫性」というとき、必ず「条件をつける」ものです。それを付けないのが中国共産党の特徴で、「あいまい」と言うか「お粗末さ」と言うか、「国民を洗脳する技術」とも言えますか、衆愚政治・暴民政治そのものでした。擬似民主国家にご注意下さいませ。

それが分っている人には「わざとらしさがぷんぷん臭ってきて、いやらしさが目立つ」のですが、逆に言えばそういう「いやらしさ」を幹部に要求して人をごまかそうとするのが中国共産党とも言えます。どんどんレベルが下がるのも、やむを得ません。

今回はTHAADミサイル問題です。覚えていらっしゃるかどうか分かりませんが、1年くらいの、あっという間の中国共産党の豹変でした。 


中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利70周年記念式典:Wikipedia

2015年9月3日に実施されたパレード

このパレードの中国共産党による説明が実に滑稽ですが、それは別として・・・・・・

多くの反対があり現役首脳が参加せず、多くは「かつての首脳」が、いやいや参加しました。

その中で、朴槿恵(韓国)・プーチン(ロシア)などの大統領、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長(当時)などが参加し、韓国・中国の蜜月を思わせました。それ以前から、朴槿恵による「中国と利害を共にできる」と信じた「反日の告げ口外交」が盛んでした。

しかしパレードの翌年2016年頃から、その韓国が「対北朝鮮対策」として米製THAADミサイルの韓国配備を決めた結果、中国による経済制裁を受け始め、1年も経過しようという今(2017年3月現在)もその感情的な制裁は、よりひどくなる一方で、おさまりそうにありません。

さらに韓国では、これに追い打ちをかけるかのごとく、2016/12/09 に大統領朴槿恵に対して国会で弾劾可決があり、即座に職務が停止され、ただいま(2017年3月現在)憲法裁判所の「弾劾の合憲性」判断を待っているところです(結論はもう目に見えていますが)。

もう踏んだり蹴ったりの最悪の韓国で、政治的にも経済的にも大変な時期を迎えていますが、これも身から出た錆(さび)と言えますか。

自分たちの言動の意味がわっぱり理解できていないお粗末な結果だと言えます。

これだけでもう充分に中国の豹変であり、気分次第で何をするか分らない共産党の本領発揮というところです。


習近平外交の失敗はもう一つある。判決翌日の7月13日、韓国政府が在韓米軍の「終末高高度防衛<THAAD(サード)>ミサイル」を韓国南東部の星州(ソンジュ)に配備することで米国と合意したと発表した。:週刊エコノミスト 2016年7月31日 

フィリピンが、アキノ政権時にオランダの仲裁裁判所へ提訴していた南シナ海埋め立て問題でしたが(その後フィリピンにはドゥテルテ打大統領が誕生し限りなく中国に接近中)、中国はこれに参加せず「判決は紙切れ」と馬鹿にしたものの、判決では「中国の領土宣言に根拠なし」とされました。この判決の直後に韓国がTHAADミサイル配備を正式に決め、これに反発した中国が「米国ではなく韓国へ」制裁し始めたのです。

時代劇なら「殿、ご乱心でござるか!」というところ(笑)。

世界中が中国の未熟に過ぎる言動に非難を浴びせたものの、誰も韓国を助けようとはしなかったのは、「韓国の日頃のおこないがよくなかった」からでしょうか。この苦境は2017/03現在も続いています。 


中国は「ビザ発給を中断していない」 報復懸念受け韓国次官 

【ソウル聯合ニュース】韓国産業通商資源部の禹泰熙(ウ・テヒ)第2次官は5日、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の韓国配備決定に反発した中国の「報復」が懸念されていることについて「中国が直接的な措置を取ったとか、(韓国に)被害が発生したわけではない」と述べた。:2016年8月5日16時4分 


このように

不条理にも制裁される側の韓国が「中国を擁護するような発言を繰り返し」ていて、経済制裁に対して一言も中国に文句を言えないという「何でも反発で有名な韓国としては異例」の事態が続いております。

つまり韓国は

韓国がビザ発給を停止したのではなく、中国で関連業務をしていた業者が中国で資格を取り消されたので「中国共産党による韓国への間接的な制裁だ」

と中国を直接刺激しない解釈をして、中国に媚びていることがわかります。

中国共産党の場合

その支配下にある新聞社を通じて世間の様子を見ており、もしも新聞社の記事が間違っておれば許認可権と袖の下の関係で弾圧するだけ、もしうまくいっていると判断すれば安心してそれを実行する、という「ようす見」の手法です。

許認可権をこのように駆使して全体主義国家を演じる中国は、一見して法治国家のように見えますが、見える人には「まったく」違った現実がわかります。これが中国得意の「ペテン・だまし・パクリ・でっち上げ・ワイロ・偽造」主義でした。言うまでもなく中国は「非法治国家」なんです!

中国が

陸上で国境を接している北朝鮮へ何も影響力を行使できないために国際社会から非難を浴び続けているので、業を煮やした韓国が米製THAADミサイル配備を決定したのですが、これに怒り狂った中国共産党が、何を勘違いしたか、米国ではなく、韓国へ制裁するというとんでもないことを始め、それが半年以上続いてきました。

2017年中には米製THAADミサイルが韓国に配備されることでしょうが、それより先に韓国で親中・親北の左翼政権ができるだろうとされ、中国としてはその新しい政権にTHAADミサイル配備計画を白紙撤回させるつもりです。

そうこうしているときにおこったのがマレーシアでの暗殺。

この結果、韓国民が「北朝鮮は異様だった」と目覚めて反北朝鮮の雰囲気が増すと仮定するならば、5~6月にも行なわれるであろう大統領選挙で、自動的に左翼政権が成立するあろうという風潮にブレーキがかかり、ひょっとしたら大統領戦から撤退(2017/2/1)したはずの潘基文(パン・ギムン)が再び参戦意志を表明するかも知れません。どういう選挙結果になるかは、何とも言えませんが。

念のために申し上げておけば、私は別に、潘基文を支持しているわけではなく、もちろん韓国保守党に共感してもおらず、まして韓国左翼政権に賛同するなんてことはあり得ません(笑)。


発言者は中国国防大学戦略研究所元所長の楊毅教授で、少将の軍階級をもつ現役の軍人である。韓国の「THAAD配置」に関する座談会で楊教授は、中国の意向に反して配置を決めた韓国に対し「徹底的な懲罰」を加えるべきだと主張した上で、こう語るのである。 

「今度は徹底的に韓国を懲らしめることによって、今後のための1つのルールを確立することができる。(韓国だけでなく)周辺国に分からせよう。中国と付き合うのにはルールがある。(それに従わず)わがままな行動を取った場合、お尻をたたかれなければならないのだ」と。:石平 2016.8.25 11:25


やはり

  • ここに中国が朝鮮半島諸国を属国扱いしてきた本音がみられます。
  • ルールとはもちろん、中国共産党の意向のことであり、これに逆らう者は許さない、という意志表明ですから、とんでもない時代錯誤ですね。
  • 暴力や威嚇で周辺国を黙らせるという2000年以上にわたる中国の「自惚れ伝統」にご注目下さいますよう。

中国共産党の「美しいことば」の裏をみると、邪悪な意志ばかりではないか、という疑念が湧いてきます。


中国軍機10機、韓国の防空識別圏にも進入:読売新聞 2017/1/10

済州島の韓国防空識別圏に侵入したため韓国戦闘機が緊急対応したもようです。

中国軍機8機が対馬海峡往復 空自が緊急発進

機6機を含む中国軍機計8機が同日午前から午後にかけて対馬海峡の上空を往復し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)したと発表した。8機は日本の防空識別圏(ADIZ)に入ったが、領空侵犯はなかった。同海峡上空を通過した中国軍機としては最多といい、同省で、飛行の目的などを分析している。:読売新聞 2017年01月10日

傍若無人にふるまう中国共産党で、まるでソ連末期の様相で、きっと崩壊が間近なのでしょうか。 

<中国>「THAAD」に報復 韓国からの輸入拒否も 

 【北京・赤間清広】在韓米軍の「終末高高度防衛(THAAD=サード)ミサイル」配備に猛反発する中国が、韓国企業を狙い撃ちした報復と見られる行為を繰り返している。輸入時の検査強化や現地法人の税務調査などさまざまな手法を用い、韓国に揺さぶりをかけている。・・・・・・

関係が悪化した国の企業や製品を狙い撃ちして揺さぶりをかけるのは、中国の常とう手段。:毎日新聞 2017/2/26 


韓国が「報復措置の撤回は、習近平国家主席が訴える反保護主義政策とも合致するはずだ」と抗議しても中国共産党は何も応えずただTHAADミサイル配備の撤回を訴えるだけです。

また「自分の国を守ることは大切だが、他国に迷惑を与えてはいけない」と言いながら、いぜんとして中国の韓国への制裁は続きます。

マレーシア暗殺事件でも見られましたが、自分が北朝鮮へ何も影響を与えられないのを非難されるや、韓国に責任があると八つ当たりする破廉恥さぶりで、これをとくと御覧あれ!

別の問題で苦境にあるとも言えるロッテがTHAADミサイル配備の場所を提供したため、中国では、中国に進出しているロッテを排除し始めていますが、これはほんの始まりに過ぎず、韓国企業を中国市場から全面的に排除させようとしています。

さらに韓国からの全面的輸入禁止の声もあるらしいですね。

このようにして、中国・韓国・北朝鮮はみな、沈没しつつあるのです。 


【社説】「断交」まで言い出した中国のTHAAD報復が手荒い2017年03月01日09時14分 [中央日報/中央日報日本語版] 

韓国から中国への輸入禁止のみならず、国交断絶まで匂わせています。いよいよ正体をあらわした、といったところです。

むしろ韓国のほうから「断交」表明したいところですが、韓国は「中国には何も言えない弱み」を突かれていますね。

韓国が「今ごろ中国共産党の非道ぶりに気がついた」のは、あまりにも遅すぎました。遅すぎても気がつけば「その時が一番はやい」はずなんですが、どうやら「韓国はまだ気がついていない」ようです。

1000年以上に渡る中国属国の意識は、そう簡単にはぬぐえないのでしょうから、いくら制裁されようとも、依然として中国にヨイショし続けるのでした。

韓国が、中国という力強い(?)味方を背景に一生懸命に反日に走り、朴槿恵が告げ口外交を世界で繰り広げてきたのは、どうやら間違いだった、と気づくまで、非法治国家・未熟な儒教風の封建社会が続く韓国でした。

韓国中央日報が、何も中国に言えないところにもご注目下さい。 


さてさて、皆様はどう思われますか。