カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

韓国の醜聞205 憲法裁判所

2017年03月10日 11時56分49秒 | アジア

今日 2017/03/10 11:00 から韓国憲法裁判所で判決があり

朴槿恵(パク・クネ)大統領の弾劾可決は妥当(合憲判断)

となったようです。

NHK総合によれば

  • 即座に朴槿恵は大統領職を失職し、大統領は逮捕・起訴される可能性がある(大統領職にいる限り不逮捕特権がある)
  • 韓国メディアは全員(8人)の一致であり、反対意見はなかった、と伝えたらしい
  • 今日(2017/03/10)60日以内に大統領選挙が行なわれる

としております。韓国の憲政史上、大統領が罷免されるのは初めてのようです。

判決文にありましたが、「国の二分状態を終わりにするべき」が実現するのかどうか、心配です。

  • 慰安婦合意が撤回されるのか。その場合、釜山やソウルの領事館・大使館前の像はどうなるのか。
  • THAADミサイル配備決定が、新しい大統領によって白紙撤回されるのか
  • 親北・親中政権が誕生し、韓国は長年の歴史通りに中国の属国化を決めたのか
  • 北朝鮮によると考えて間違いないマレーシアでの金正男(キム・ジョンナム )暗殺事件はどうなるのか
  • 朝鮮半島の南北関係は、そもそもどうなるのか

などなどが気になります。

さてさて、皆様はどう思われますか。



韓国の醜聞204 弾劾最終盤

2017年03月10日 03時06分21秒 | アジア

たとえそれが、事実であろうとも、なかろうとも、誰にも醜聞があります。ここでは最近の「韓国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも提示しています。


いよいよ 2017/03/10 11:00 に

韓国憲法裁判所が、先に韓国国会が可決した「大統領弾劾」の「合憲・違憲」判決を下すようです。可決によって朴槿恵の職務は停止され、代行者が業務を請け負っています。

これが最終であり、大統領朴槿恵が、職務復帰(違憲)となるか、職務停止ではなく罷免される(合憲)か、が決まります。

しかし、やはりと言うべきか、おぞましい兆候がみられます。

先に、フィリピンの前政権がオランダの国際仲裁裁判所へ訴えていた「中国の違法な南シナ海埋め立て」問題。

  • この裁判ではずっと中国が欠席のままで、中国が非法治国家であることを示しました。
  • 結果はご承知の通り、中国の主張を全面的に否定し、フィリピンの言い分を認めました。
  • 判決に、強制力があるとする見方と、強制力まではないとする見方があります。
  • 中国は例によって、判決を紙クズだとののしりますが、これは中国に裁判制度がないことを証明し、中国が独裁国家であることを内外に宣言したのも同様でした。どう考えても中国は非法治国家ですね。
  • おもしろいのは、アメリカが判決が出る前に韓国に対して「どちらになろうと裁判結果を尊重する、という声明を出す」よう求めましたが、韓国政府はこれを拒否しております。つまり韓国にも裁判制度があるとは思えないのでした。韓国が非法治国家たるゆえんでした。

これらを考えると、本日の韓国憲法裁判所の声明でも

純粋に韓国の憲法や法律の解釈のもとに判決が下る、とは到底思えないのであり、憲法裁判所は、キョロキョロと周辺を見回して雰囲気を感じ取り、「民意」と称して威厳をただし、いかにも「法律解釈の結果」と見せかけて判決を出すのは、目に見えています。

事実、判決前から

判決がどちらに転ぼうとも、結果を厳粛に受け止める

という雰囲気はまったくないようで、例によって、裁判官に偏向があるとする「偏向にみちみちた主張」がみられ、どこにも民主国家の風情がありません。

つまり結論として言えるのは

  • 韓国には「裁判結果を尊重」しようとする意識がない
  • それは法律にのっとった裁判ではないことの証明か
  • もし不満があるならば、法律・憲法を改正するべきなのに、裁判結果を無視しようとし、判決以前から判事を威嚇する声が見られる

さてさて、皆様はどう思われますか。


中国に関する醜聞 203 巧みな「使い分け」

2017年03月10日 00時24分09秒 | アジア

人は恣意的・意図的に「事実を認定」するもので、支配者なら権力維持のために「既に済んだこと」と発表したがるのものです。もしも「真実」を知りたいなら、「本当に既に済んだこと」かどうかを、自分自身で「判断」しなければなりません。というのは為政者の「判断」を疑わないでいると、「だまされる危険」が常にあるからです。不健康な猜疑心はいけませんが、健康的な懐疑心なら、忘れてはいけないようです。

ここでは「中国の醜聞」を集め、必要に応じて出典やリンクも用意しましたが、 事の性質上「既にリンク切れ」となっているならご容赦ください。


中国でテロを起こし、あたりを「血の海にする」と脅す動画を、テロ組織ISIS(自称イスラム国)が公開した。ISISが中国をターゲットにするのは初めて。 

ISISが中国を狙うのは、中国西部、新疆ウイグル自治区の少数民族、ウイグル族(トルコ系イスラム教徒)を弾圧してきたから。月曜に公開された30分間の動画には、イラクで訓練を受ける中国出身のウイグル族戦闘員らが映っていた。 

中国にはウイグル族によるイスラム教徒の分離・独立運動があり、国家安全保障に対する重大な脅威として中国当局は警戒を強めてきた。:ニューズウィーク日本版 2017/3/3


 イスラム過激派が公開した動画に、ウイグル族の戦士の訓練風景や中国を血の海にすると宣言する様子が映っていたことを受け、中国の外務省は「国際社会と共にウイグル族の武装集団と戦いたい」と訴えました。

ISが中国に脅しをかけるのは今回が初めてではないかと専門家は話しています。中国の新疆ウイグル自治区では分離独立を求めるグループが騒動を起こし、ここ数年情勢不安が起きており、中国政府は外国の武装集団に原因があるとしていますが、政府はイスラム教徒を抑圧していないとしています。:シンガポールCNA NHKBS1 2017/03/03 


ご存じの通り

シリア・イラクでの戦闘や空爆が激しくなり(それはそれで深刻な問題ですが)、ISがそこを追われて東へ移動せざるを得なくなり、やがて中央アジアを経て中国西部にいたり、そこで中国がイスラム教徒のウイグル族を「無知ゆえに弾圧してきた」歴史があったので、中国西部でISがテロを起こすのではないか、と怖れていたのです。

幸か不幸か、この予想が当たり、いよいよISが予告したようです。

いつかは

アメリカの傲慢さを咎める人が出てくるとは思っていましたが、貿易ビルへの飛行機激突という過激な「おしおき」がありました。

いやな予感ですが

いつかは中華の独善を咎める人が出てくるとは思っていましたが、ISがいよいよ中国へ威嚇し始めたようです。

中国は、その傲慢さゆえに威嚇する側」に立ち続けていましたが、今回は「威嚇される側」に立たされたことにご注目下さい。

過激なおしおきにならないよう祈っておりますが、中国の「傲慢」ISの「過激」相容れない似たもの同士」なのでしょうか。

また慧眼の皆様でしたら、中国は

  • 都合が悪い時には「発展途上国」と自称し
  • 都合が良ければ「軍事大国」を自称する

二枚舌を活用していることに気づいていらっしゃることでしょう。

まったく同じ手法で

  • 都合が悪くなると国際社会と共にウイグル族の武装集団と戦いたい」と言い
  • 都合が良ければ国際法など無視して無頼に行動する

これが中国共産党でした。

つまり中国は、場合によって

  • 国際社会を利用し
  • 国際社会を無視する

つまり「国際社会」を、中国共産党に都合よく利用しているだけの「無法国家」なのでしょう。

いや「国家」と言える価値があるかどうかさえ疑問ですが。 

さてさて、皆様はどう思われますか。