昨夜9時に福島県に最も接近した台風15号。
午後7時ごろから雨や風が強くなり、
須賀川市や郡山市にも大きな爪あとを残しました。
(写真は昨夜の釈迦堂川)
釈迦堂川の水位も上昇し続け、用水路の水は
川までたどりつけずに溢れるばかり。
はたけんぼ付近の道路は、まるで川のようでした。
避難勧告も、避難指示に変わり、
信じられないような、信じたくないような状況に・・・。
午後11時過ぎの”はたけんぼ”正面駐車場です。
奥に見える車は、動かなくなってしまったもの。
あっという間に押し寄せる水に、もうダメかと思いましたが、
駐車場よりも店舗の場所が高くなっているため
ギリギリで床上浸水を免れました。
今朝、恐る恐る出勤してみると、敷地内にある
大きなケヤキの木が折れて、傾いていました。
ケヤキはこんな状態になってしまいましたが、
これだけで済んで、通常営業できた事に
感謝しなければなりません。
写真は卸団地にある須賀川市の仮庁舎です。
”はたけんぼ”前道路の向こう側一帯の「卸団地」は、
腰のあたりまで床上浸水しました。
私たちの大切な取引先も大きな被害をうけ、
今日は1日、お手伝いに行ってきました。
(写真は須賀川市仲ノ町のショッピングセンター)
震災からわずか半年で、また台風という自然災害。
『復興』などと簡単に口にすることはできません。
震災の仮設住宅も床上浸水しました。
無情すぎる自然災害に、言葉もありません。
道路に転がっているリンゴです。
畑や田んぼに、どれだけの被害があったのか、
まだきちんと把握できずにいる私たち。
胸が苦しくなります。
被害にあわれた方々に、心よりお見舞い申し上げます。
台風が過ぎ去っても、まだ雨が降り続いています。
どうかもうこれ以上、被害が大きくならないようにと、
今はただ祈ることしかできません。
また、たくさんの方々に、お見舞いや心配の
お電話やメールをいただき、本当にありがとうございました。