あつしが行く!!

日本共産党前福島県議会議員・長谷部あつしが日々の活動を綴ります。

「地域に選ばれ、地域に貢献する企業」/「できそこないの男たち」

2008年12月21日 | 日々の活動
隣組のみなさんとそろって葬儀に参列しました。

いわき市内の建設・土木関係や経済界のかたならば、知らないかたはいない現役の会社社長でした。

病院建設時にもお世話になり、議員現職時はいろんな会合でお会いし、まわりのかたに「私の隣組なんです」と紹介していただいたりもしました。

「地域から選ばれる企業、地域に貢献する企業」を信条とし、いつも口にされていた、とのこと。ご冥福をお祈りします。



『できそこないの男たち』(福岡伸一著、光文社新書)を読みました。「生物学」の本です。

「人は女に生まれるのではない。女になるのだ」というボーヴォワールの言葉や、‘イブがアダムの肋骨から造りだされた’とする旧約聖書の記述は誤り、と、分子生物学の立場から物語ってくれています。

Y染色体上の男を決める遺伝子と、その働きがスイッチオンになるしくみの発見の物語、といってもいいと思います。

ここに描き出された知識が普遍的になるならば、性犯罪をはじめとした性をめぐる差別的事態はなくなる、というのが読後の私の直感でした。