あつしが行く!!

日本共産党前福島県議会議員・長谷部あつしが日々の活動を綴ります。

六ヶ所村/原発震災

2008年01月13日 | 日々の活動
『ロッカショ』(STOP-ROKKASHOプロジェクト、講談社)と『原発崩壊』(明石昇二郎著、金曜日)を読みました。



「ロッカショ」には自民党の河野太郎衆院議員が登場し、「電力会社が原子力発電所を止めたくないがゆえに、再処理工場に使用済み核燃料を運び込ませてもらい、その条件として、『ここは使用済み核燃料のゴミ捨て場にはならないよ』という確認のために再処理工場を稼動させる構図」や、「経済産業省や一部の政治家は、再生可能エネルギーが増えていったら、『原発はもう要らない』という世論が出てくることを恐れ…(再生可能エネルギーは)不安定だしコストが高いというレッテルを貼られ、目標を低く設定されて抑えられてきているのが現実」と話しています。

彼は先日の米軍戦争支援法には「一人だけじゃ、反対しても意味がない」と言って、賛成しています(彼のブログ日誌から)。だらしないと私は思います。



「原発崩壊」は、「原発震災」の発生を未然に防ぐために緊急出版された「責任追及の書」と著者自身が語っているように、審査を受ける側(電力会社)と審査する側(国)が同じ専門家に頼っている現実と、その「専門家」の果たしてきた役割を明らかにしています。

また、01年3月に4週にわたって『サンデー毎日』に連載し、「大変な反響があった」という「シミュレーション・ノンフィクション 原発震災」を再現しています。