先日、医師と政治談議をしていたら、「日本の軍事費ほどムダ使いはないのに、このことを指摘する政治家は少ない」との話。
私もまったく同意しました。
とくにソ連崩壊後、対ソ戦用シナリオに基づく武器購入が続いていることは、天下御免の大規模ムダ使いというほかにありません。
上陸するソ連軍を迎え撃つことを想定した90式戦車(1両が約8億円)は、1990年度の調達開始後にソ連が崩壊。それなのに今年度も7両買い足して、総計324両、本体の購入価格だけで約3,000億円。
重さが50トンもあるので、特別な道路と橋をつくって、ソ連が上陸する恐れがあるという北海道を中心に配備し続けているのです。
同様に、ソ連のバックファイアを迎撃し、海上交通路を守るために発注したイージス艦(1隻が約1,200億円から1,400億円)。
建造予算が最初に組まれたのがやはり1990年で、竣工は93年、ソ連崩壊の2年後。
シナリオはなくなったのにその後も買い続けて6隻造り、購入総額約7,600億円。
日米の軍事大企業、これらと結ぶ「国防族」の圧力や暗躍が透けて見えそうですが、大企業にモノをいい、アメリカにモノをいう姿勢をもった政治家をふやしてもらうほかにないと思います。
(日本共産党のホームページ「税金のムダ遣いに徹底したメスを」の「対ソ戦想定の戦車や軍艦」など参照、写真もそこから)
ホームページに「医療改革」でどうなる? のレジュメを補充掲載しました。
私もまったく同意しました。
とくにソ連崩壊後、対ソ戦用シナリオに基づく武器購入が続いていることは、天下御免の大規模ムダ使いというほかにありません。
上陸するソ連軍を迎え撃つことを想定した90式戦車(1両が約8億円)は、1990年度の調達開始後にソ連が崩壊。それなのに今年度も7両買い足して、総計324両、本体の購入価格だけで約3,000億円。
重さが50トンもあるので、特別な道路と橋をつくって、ソ連が上陸する恐れがあるという北海道を中心に配備し続けているのです。
同様に、ソ連のバックファイアを迎撃し、海上交通路を守るために発注したイージス艦(1隻が約1,200億円から1,400億円)。
建造予算が最初に組まれたのがやはり1990年で、竣工は93年、ソ連崩壊の2年後。
シナリオはなくなったのにその後も買い続けて6隻造り、購入総額約7,600億円。
日米の軍事大企業、これらと結ぶ「国防族」の圧力や暗躍が透けて見えそうですが、大企業にモノをいい、アメリカにモノをいう姿勢をもった政治家をふやしてもらうほかにないと思います。
(日本共産党のホームページ「税金のムダ遣いに徹底したメスを」の「対ソ戦想定の戦車や軍艦」など参照、写真もそこから)
ホームページに「医療改革」でどうなる? のレジュメを補充掲載しました。