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『石川直樹 写真展 ダウラギリ/カンチェンジュンガ/マナスル』 GYRE GALLERY

GYRE GALLERY
『石川直樹 写真展 ダウラギリ/カンチェンジュンガ/マナスル』 
2022/12/17〜2023/2/26



GYRE GALLERYで開催中の『石川直樹 写真展 ダウラギリ/カンチェンジュンガ/マナスル』を見てきました。

1977年に生まれ、世界各地を旅しながら撮影を続ける石川直樹は、冒険家としても山に挑み続け、エベレストやK2への遠征をはじめ、2016年には北アメリカ・アラスカ山脈最高峰のデナリへの単独登頂するなどの成果をあげてきました。



その石川が2022年春から秋にかけ、ヒマラヤへ出かけて撮影した写真を展示するのが『石川直樹 写真展 ダウラギリ/カンチェンジュンガ/マナスル』で、タイトルの通りにいずれも8000メートル級のカンチェンジュンガ、ダウラギリ、マナスルに登った際の写真が並んでいました。



このうち石川が「身体はズタボロの状態だった。」と語るのが世界で3番目に高いカンチェンジュンガへの登山で、頂上に迫るも、頂を間違えるというまさかの事態に陥って一度撤退し、その後、数日間の休養を経てどうにか登頂を果たしました。



また10年ぶりに向かったマナスルも雪崩が頻発し、頂上付近では強風にさらされるなど、緊迫した登山を強いられていて、こうしたエピソードを伺わせる映像も展示されていました。



石川の個展として思い出すのが、2019年に東京オペラシティアートギャラリーにて開かれた『石川直樹 この星の光の地図を写す』で、1990年代後半から同年近くにて世界各地にて撮影した写真が公開されていました。



一連の大自然を捉えた風景はもとより、現地の人々を写した写真にも魅力があるのではないでしょうか。コロナ禍以降、最近の石川の活動を伺い知ることができました。



なおGYRE地下1階では石川のドームテントが公開されていて、中ではマナスル登山時の映像を見ることができました。


コロナ禍を乗り越え、石川直樹が再びヒマラヤの山々へと挑む。GYRE GALLERYにて個展が開催中|Pen Online



2月26日まで開催されています。

『石川直樹 写真展 ダウラギリ/カンチェンジュンガ/マナスル』 GYRE GALLERY
会期:2022年12月17日(土)〜2023年2月26日(日)
休廊:不定休(12月31日、2023 年1月1日、2月20日は休館)
時間:11:00~20:00
料金:無料
住所:渋谷区神宮前5-10-1 GYRE 3F
交通:東京メトロ千代田線・副都心線明治神宮前駅4番出口より徒歩3分。東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線表参道駅A1出口より徒歩4分。
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