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12月の予定と11月の記録 2007

毎月恒例の私的スケジュール帳「予定と振り返り」です。年末ということで、今月は特に会期末の展示ばかりが並んでしまいました。月前半が勝負です。

12月の予定

展覧会
「児玉希望展」 泉屋博古館・分館( - 12/9)
「乾山の芸術と光琳」 出光美術館( - 12/16)
「田園讃歌 -近代絵画に見る自然と人間 - 」 埼玉県立近代美術館( - 12/16)
「鳥獣戯画がやってきた!」(後期展示) サントリー美術館( - 12/16)
「富岡鉄斎展」 大倉集古館( -12/16)
「フィラデルフィア美術館展」 東京都美術館( - 12/24)
「日本彫刻の近代」 東京国立近代美術館( - 12/24)
「秋の彩り」 山種美術館( - 12/24)
「カオスモス07 - さびしさと向きあって - 」 佐倉市立美術館( - 12/24)
「星をさがして - 宇宙とアートの意外な関係 - 」 千葉市美術館( - 2008/1/6)
「目黒の新進作家 - 七人の作家、7つの表現」 目黒区美術館(12/4 - 2008/1/13)
「六本木クロッシング2007:未来への脈動」 森美術館( - 2008/1/14)
「北斎 - ヨーロッパを魅了した江戸の絵師 - 」 江戸東京博物館(12/4 - 2008/1/27)

コンサート
「ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクト」 「交響曲第4番」、「交響曲第15番」他 (1日、9日)
東京都交響楽団第654回定期A」 マーラー「交響曲第7番」 (14日)


11月の記録

展覧会
「Great Ukiyoe Masters」(後期) 渋谷区立松濤美術館 (4日)
「ムンク展」 国立西洋美術館 (10日)
「キスリング展」 府中市美術館 (17日)
「大徳川展」(前期/後期) 東京国立博物館 (4、17日)
「上野タウンアートミュージアム - 水、墨、モノクロームの世界 - 」 旧坂本小学校 (18日)
「鳥獣戯画がやってきた!」(前期) サントリー美術館 (18日)
「シュルレアリスムと美術」 横浜美術館 (23日)
「ヴラマンク展」 鎌倉大谷記念美術館 (23日)
「シェル美術賞展 2007」 代官山ヒルサイドフォーラム (25日)
「川瀬巴水展 - 旅情詩人と呼ばれた版画絵師 - 」 大田区立郷土博物館 (25日)
「工芸館30年のあゆみ」 東京国立近代美術館・工芸館 (25日)
「フェルメール《牛乳を注ぐ女》とオランダ風俗画展」 国立新美術館 (25日)

ギャラリー
「小西真奈『どこでもない場所』」 ARATANIURANO (9日)
「マラブ・太陽 野口里佳」 ギャラリー小柳 (9日)
「畠山直哉 『Slow Glass』」 高橋コレクション (9日)
「三宅砂織 『CONSTELLATION』」 Yuka Sasahara Gallery (9日)
「石川直樹『POLAR』」 SCAI (17日)
「塩田千春展」 ケンジタキギャラリー東京 (17日)
「TWS-EMERGING - 平林幸壽/小松正朋/目黒礼子 - 」 トーキョーワンダーサイト本郷 (25日)

コンサート
「NHK交響楽団第1604回定期Aプロ」 プッチーニ「ボエーム」/サンティ他 (11日)
「ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクト 「交響曲第9番、14番」/井上道義 (18日)

12月でまず挙げたいのは、佐倉市立美術館のカオスモスです。昨年の展示も非常に見応えがありましたが、今年は石田徹也や菊池伶司と、最近特に話題となった夭折の作家が登場しています。SCAIの個展が興味深かった石川直樹らの紹介される目黒の新進作家展と合わせて、今月見逃せないコンテンポラリーの展示の一つに位置付けられそうです。

11月はムンク、徳川、フェルメールと大型の展示が続きましたが、私が最も印象に残ったのは松濤の浮世絵展、及び大田区立郷土博物館での巴水展でした。またキスリングも回顧展という形でまとめて見たことで、どことなく彼にあったアレルギーが取れたような気もします。

日比谷公会堂でミッチーのショスタコフェスティバルが開催中です。昨日も4番を聴いてきましたが相当の力演でした。既にチケットをとったラストの15番も今から楽しみですが、出来れば何とか唯一の平日公演である今週水曜のプロにも行きたいと思います。都響はまだ未定です。

鳥獣戯画は一度、前期展示を拝見してきましたが、肝心の戯画よりも御伽草子の方が断然面白く感じられました。ただ現在、展示替えにて後半部が展示されています。滅多にない機会なので再度行ってくるつもりです。

それでは今月も宜しくお願いします。
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