『黄金の新婦』

出演：イ・ヨンア（ヌェン・ジンジュ役）、ソン・チャンウィ（カン・ジュヌ役）
　　　カン・シニル（ジュヌ父）、キム・ミスク（ジュヌ母）、ホン・ウニ（ウォンミ役）
　　　ハン・ヨウン（セミ役）、ソン・ジョンホ（キム・ヨンミン役）
　　　チェ・ヨジン（オク・ジヨン役）、キョン・ミリ（ヤン・オッキョン役）
　　　キム・ヒチョル（ヨンス役）
SBS 2007年　全６４話　公式HP→ここ



グローバルウェディングの時代、純粋さを失った私たちの前に天使が訪れた。
1500万ウォンで契約結婚したヌエン・ジンジュが現れてから、
すれ違いの多かった家族が幸せとは何かを考えはじめ、若い夫婦が
衝突しながらもお互いを認め合っていく…。
愛し愛されることを望みながら傷つけあい、閉ざされた心を愛で開いていく家族。
国境を越えて嫁いできたジンジュの奮闘によって、若い夫婦と家族が
互いに許しあい理解しあう姿と、平凡が非凡に勝ち、能力が才能に勝ることを
描いた痛快なサクセスストーリー。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　KNTV　HPより



これも長いドラマでした。
あんまり長いドラマだと、最初の方の内容って忘れてしまいがちなんですが、
いろいろと思い返してみると、初めのジュヌとジンジュは大変でしたねぇ。
ジュヌが精神的にとても不安定で、一人で電車に乗る事もできなかったりして
かなり大変な思いをしていたのですが、お嫁に来たジンジュのお蔭で良くなり、
最初はお互いに打算のあった結婚だったけれども、最後には２人は本当に
愛し合って素晴らしい家族となりました。


　長いドラマというのはやはり長いだけあって話が様々な方面へ膨らんでいくので、
登場人物も多くなる事が多いです。
この作品も様々な個性溢れる登場人物がいました。
そんな中でもジュヌとジンジュ以上に強烈なカップルだったのが、
ヨンミンとジヨン夫婦。



　ジヨン役のチェ・ヨジンさんはあのパッチリ一重（奥二重?!）のせいか
モデルの様な容姿だけど、気がきつくて生意気な役がピッタリです。
（いつもそんな感じの役が多いような・・・・）
ヨンミンも最初に見た時はなんか濃いなぁ～と思っていたのですが、
見ているうちに顔だけ見ていたらヒチョルと兄弟役っていうのが
結構合ってるなぁなんて思いました。
それにしてもジヨンは悪でしたね～。
ジヨンとあの母親、あの親にしてこの子アリっていうのを
見事に表してしました。
ヨンミンは心の底ではジヨンの事をずっと愛していたみたいだけど、
やっぱりヨンミンは別れて正解です。
このドラマを見ている中でジヨンだけは本当に嫌な奴でした。
終始自分の事ばっかり。
ジュヌに対しても酷いし、ヨンミンに対しても酷い女でした。
ヨンミンの事を愛してるとか言って離婚を伸ばしていたけれど、
あれ正直何に執着しているのか疑問でしたね。
でもアイツがいたから色んな事が進んで行くんですけどね。




　そしてセミとヨンスカップル。
周りの大人に振り回されていろいろあったんだけど、最後には一件落着。
このヨンスを見ているとヒチョル君が本当に言いそうな台詞が満載だなぁと
思って見ていました。
駆け落ちをして二人が暮らす部屋が寒くて寝る時に可愛い耳あてを
ヨンスがつけていたりすると、あれ絶対ヒチョルが好きそうやなぁと
思って見ていたり、セミの事をやたらブス呼ばわりしながら可愛がるのも
そんな感じがしました。
ずっとバカップルっぽい感じだったのですが、（セミはちゃんとしていたけど
ヨンスの方がふざけた感があった）ラスト近くヨンスの父親が母や自分達を
裏切っていたと言う事を知った時のヨンスは初めて真剣な姿が見れた気がして
ホッとしました。

　それにしてもよく考えてみたら、あのヨンス父は狭い所で
たくさんの女関係があったのですね。
ジュヌの母、ヨンミンの母、そしてジンジュの母。
ジュヌ＆ヨンミン母のバトルも元はと言えばヨンス父のせい。
それにしてもキョン・ミリさんはいつ見てもお綺麗です。

　
　ジュヌとジンジュがいつも寝る前に腕枕をしてもらいながら
いちゃついているシーンが一話の中に必ず入っているような気がして
だんだん見ていて腹立ってきた後半ではありましたが、
何はともあれジヨン以外の人は収まるべき所に収まったので、
良かったのではないでしょうか。