救いの手

審査に落ちて以来、気持ちが沈みがちな私。
反省点がたくさんあるし、かけられた言葉が刺さって凹む。
自分に対する肯定感が下がるというのは、本当につらい。
次につながる要素を組み立てられなくなる。

それでも。
表面上は、いつもどおりの自分を整えて明るく振舞ってみる。
それができるのは、見守ってくれる人がいるから。
ほしいときに、一番に救いの手を差しのべてくれたことに感謝です。

Ｗ先生からも、審査のお話がありました。
立場を超えて、いろいろ考えてくださっているんだなぁと有り難く思う。
人柄の温かさが伝わってきます
その一方で、自分自身への葛藤と悩みが深まっているご様子・・・。
同じ状況を味わった身として、なにか光を照らすキッカケをプレゼントしたい。
さて、どうアプローチしよう？

「センセ、眉間にシワが寄ってますよ～」
「難しい顔してると、モノゴトは余計に難しくなっちゃいますよ？」
話しかけたら、うまくいかない箇所を話してくれた。
思いや悩みは言葉にして出すことで、がんばるポイントが絞れてくる。
心が少しでも軽くなればいいな。

ふと入口に目を向けると、仕事帰りのＭ君が見えた。
「あ、ほら！　Ｍ君来たし、大丈夫ですって☆」

悩んでいるであろうＷ先生のために、駆けつけるＭ君もやさしい。
救いの手や拠り所が、誰にもあるよね。