合格の極意

今週末は、中央審査が控えているので、
道場においての 和服着用率 がとっても高い。
自然とおごそかな雰囲気が生まれるので、なかなか刺激になります。

秋は気候がよいこともあって、この時期の中央審査は３００km以上の
遠方でも出かけるほどの人気がある。
所属会だけでも、六段以上の高段位や、錬士・教士の称号を受ける
先生方が複数名いらっしゃいます。
そういう方々でも、やはり審査の緊張感は別格らしい。
（むしろ、そういうレベルだからでしょうか？）

後学のためにと、Ｗ先生に審査で大切なことを聞いてみた。
「昔ね、Ｎ先生が “中り続けることだ” っておっしゃってたわ。」
　「だって、中りがなければ評価の対象にすら、ならないんですもの」

核心ともいえることを、ストレートに言える強さ。
さっすが、Ｎ先生です！
（大抵の方は、おそらく２番目に大切なことを説くでしょう。 ）
それでいて、Ｎ先生には有り余る 真善美 がある。

「それでね、競射と思って引きなさいって言われたわよ」

なるほど～！
それなら、私にもできそうな心構えかも

いろんな練達者の言葉の中から、Ｎ先生を人選して与えてくれた
Ｗ先生の人間観察力も、的を外さない神レベルです