恩師２人

弓を始めたときの、最初の恩師はご夫婦だった。
Ｈ先生 （当時は範士八段、のちに範士十段）
Ｍ先生 （当時は教士六段、のちに教士八段）
内輪では、親しみを込めて 「おとうちゃん」 「マコちゃん」 と呼んでいた。

講習会で直に指導を受けた方々は、口をそろえて「厳しい先生だった」と言う。
その一方で、私たちのような学生の “若い弓” を大いに応援してくださった。
目を閉じれば、その姿が思い浮かぶ。

「小さな体でも、大きな弓を引けばいいのよ」
そう言って、初心者の私を導いてくださったＭ先生。

「そこ （会） からが弓なんだよ！」
「Ａさんの会は素晴らしい。みんなも見習うといい」
そう言って、私の個性に光を当ててくださったＨ先生。

羅針盤は、マコちゃんが与えてくれた。
自信となる種火は、おとうちゃんが点火してくれた。
それは、私の中の大きな財産となっている。

３年前、Ｈ先生が亡くなられて。
昨日、Ｍ先生がＨ先生のもとへと逝かれた。

矢筒に付けられたスヌーピーが、いろんな記憶を呼び起こす。
注がれた愛情と言葉が、再び私を包んでくれる。
先生方のもとで弓を始められて、私は幸せだったと思う。

本当にありがとうございました。
ご冥福をお祈りいたします。

メバル射会

玉野メバル射会に参加しました。

“メバル的” と呼ばれる、カラフルに色分けされた的を使っておこなわれる射会です。

（↑メバル的の近的バージョン。ズラッと並ぶと圧巻ですね）

点数制かつ遠的近的の両種目で競うというのは一般の射会ではめずらしいので、
県外からも愛好家がやってくるほどの盛況な射会。
ちなみに、毎年国体のウラで開催される日程企画なので、
これに出れるというのは不本意ではありますが・・・
ま、当県特有の射会ですもの、１回出てみたかったのも本音。
せっかくの機会だからと、やる気十分で臨みました！


（↑コチラは遠的バージョン。ＢＩＧです！）

点数配分は・・・
１０点 → 金色 （目玉、王冠の「玉」の字）
　９点 → 赤色 （エラ）
　７点 → 青色 （胴体）
　５点 → オレンジ （尻尾、ヒレ）
　３点 → 白色 （的の余白部分）

ゴールド賞を目指すため、いつもの的芯よりやや上に狙いをつけてみた。
的中制の試合とは違う、独特の不安感と緊張感です！
同じ時に、遥か彼方の地で戦っている彼らを想って心を鎮める。
恩師の報が届き、教え子として恥ずかしくない姿でいたいと念じる。
堂々と、大きく私らしい射を出せるように。



最高の結果とはいかなかったけれど、縮こまっていた殻を抜け出して、
仲間と戦う楽しさも味わえた、いい１日となりました。

社会見学 ～企画編～

行楽の秋 ということで、お出かけ熱が上昇中。

コンセプトは “企業見学”。
タウン情報誌や友達から借りたガイドブックを調べたりして、
お互いの行ってみたい所をピックアップしてみました。



旦那様
造幣局
アヲハタジャム
カルビー
オタフクソース
福留ハム
やまだ屋 （もみじまんじゅう）
康永堂 （きびだんご）

私
今治タオル美術館
山西商店 （桐下駄）
マツダミュージアム （自動車）
カモ井加工紙株式会社 （マスキングテープ）
ベティスミス （ジーンズ）
備前おさふね刀剣の里

・・・。
見事に好みが割れてますな。

旦那様の選択肢は 食べ物系ばっかり
「出来たてを味わいたい！」「お土産がもらえる♪」 って期待感満載なのが彼らしいですね～。

一方の私は、職人さんが織りなす熟練の手作業とか、
工場のラインでみるみる出来上がっていく合理的さに見惚れるタイプなのです。

これから候補をしぼって、計画を練り上げて行こうと思います。

明けたら筋肉痛

昨日のレッスンの後遺症で、背中のあちこちが痛い
ま、予想どおりですね。

普通に構えてパンチを出しているだけならまだしも、
力強く踏み込み、腰を入れての 本気ストレート を
何発もくり出してたんだから、無理もないか。
下半身も、ちょっと重だるい感じがします。

急にたくさん動く機会があると、
普段あまり使っていない部位がよく分かる。
こういうのも、自分の体の特徴を知る上では興味深い。

ストレッチポールを使って、筋膜リリースを試みる。
・・・痛キモチいい～。

BODY COMBAT

スポーツクラブで、気になっていたレッスンに参加してみました。

その名も “ＢＯＤＹ　ＣＯＭＢＡＴ”。
パンチやキックを取り入れた、格闘技系エアロビクスです。

これが、まぁ楽しいったらありゃしない
体力が続くかどうかが不安でしたが、
最後まで軽快なフットワークとハイキックを保てたので
初回としては上出来でしょう

ストレス解消＆体力アップ＆筋力アップ。
いろんな効果が期待できそうですが、
気持ちが高揚するのが一番ですね

小は小なれど

今月、なぜかＴシャツを譲っていただく機会が続きました。

「サンプルでもらったけど、サイズがＳＳなの。Ｍさんなら着れると思って。いかが？」
「これ買ったんだけど、子どもサイズだからか首まわりがキツくて着てないのよ。貴女に、どう？」

ドライＴシャツは何枚あっても困りませんもの、
ありがたく頂戴いたしました。

一般的には、 大は小をかねる
大きい物はそれ自体の役割の他に、小さい物の代用もすることができる。
小さい物より大きい物のほうが、使い道が広く役に立つ。

「小さいほうより、大きいほうがトクをする」
生活していると、そんなふうに感じることが多い。
衣料品で言えば、標準体型はデザインや在庫が多いのに、
そこから離れるほど選択肢が少なかったり規格がなかったりで、
けっこう損をしているなぁと思ってた。

でも。
このことわざ、逆から読み解けば、
大きいと、大きい物しか合わないけれど。
小さいと、小さい物も大きい物も両方を使うことができる。
ってことです。

かつて私も、組体操のピラミッド頂点 をやったように
小さいからこそできる役割っていうものがある。
今、見える世界を味わっていけるといいなぁと思いました。

めまい

「あ、やばい」

仕事中、久しぶりに フワフワめまい が起こった。
しかも短時間で何回も
とりあえず締め付けを緩めて、水を飲む。
はー、危なかったぁ。
飛び込むワケにはいきませんものね。

低血圧と睡眠不足が影響するので、気をつけてはいるのですが。
疲れていて動きが足りなかったことで、血行不良が起こったのかな？
連休ボケをしているせいか、機転が利かないし、体調もすぐれない感じ

今夜はしっかり眠るとしよう。

同世代の証

前列に並んでいた同期２人が、同じ姿勢で矢渡しの観覧＆講評を待っていた。
まるで猫がちょこんと座って、くつろいでいるかのよう。
正座がつらいのは分かるけど、ちょっと自然体すぎるでしょ？

イタズラ心で、隣に座ったＳさんと２人の足裏を突くマネをして笑う。
すると、こんなことを言われた。

「なんか３人を見てると、猫みたいで似てるなぁと思ってました」

ん？
今、３人 って言いました？
それって、私も入ってるってことー

ウマが合う
波長があう
そういう表現が適しているのでしょうか。
出会った時期は、それぞれ違う。
人見知りな性分だけど、話してみるとすごく楽で、すぐ親しくなった。
ピッタリというのではなく、距離感がちょうどいいというか。
気軽につきあえる、なじみの雰囲気が流れている。
同じ時代を過ごしてきたということも、おおいに関係しているのでしょうね

それぞれ、自分の道を求めて歩み続け、
その方向性においては一目を置かれる存在で。
同じ空気を持っていると言われて、やっぱりうれしく思うから。
遅ればせながら、花の○○年組 の名に恥じないよう、
自分の道を追求していきたいと思います！

ゴールデン皆中

久しぶりに、所属の定例会に参加しました。

射の矯正に取り組んでいるので、それが本番では
どれくらい意識してできるのかな？というのを測る
絶好の機会です。

わりと体が発するサインを受け止められていたのですが。
やっぱり勝手が強い分、７～９時に固まる・・・
ゴールデンタイムへの集中度がハンパない
中り・外れ・蹴り出し・蹴り込み
バリエーション豊かに、その領域へと飛んでいく。
なんだかなぁ。
持ち味ではあるけれど、喜べない感じ。
でも、どの過程にあるかが確認できたからいっか



それよりも。
最近、ちょっとココロがダメだったと思う。
射即人生 とは、本当に。
気楽なお試しとか、妥協とか、諦めとか・・・・。
慣れてしまったら、退くのは簡単だもの。
挑戦と自己統制を忘れずに、しなやかに強くありたいものです。

季節のうつりかわりに

すっかり朝晩が涼しくなってきました。

まだまだ日中は陽射しがキツくて、紫外線も強そう。
それでも、過ごしやすくなってきたから外を出歩く人が増えた気がする。
３連休の初日とあって、総合公園は活気にあふれています。

さて、私にとって秋頃から始めなきゃなのが ハンドケア 。
顔はそうでもないのに、手と腕はカサカサして、保湿力が低いみたい
いい香りのするハンドクリームをうすーく塗ってマッサージ。
ちょっとした気分転換になって、気持ちがリフレッシュします。

お気に入りなのが、赤信号になったとき。
これだと、残念に感じがちな信号停止も、楽しみな時間に早変わり

野苺の香りに癒されながら、秋晴れの空の下をドライブしました。