嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

懺悔をするような暇も無い!

2006年06月27日 07時44分27秒 | 駄文(詩とは呼べない)
結局僕は、借りたものを返すくらいしか出来ないのだ。
僕の欲しいものは いつも僕の外側にあって
内側には決してないんだ

だけど。

僕の本当に欲しいものは
僕の内側なんだ
今はまだ、幻想でしかない、
存在しない僕の幽霊が欲しいのだ。

僕の欲しいものは、
いつだって僕が存在しない限りにおいてしかない
僕が欲しいものは僕の世界にいつも足りない欠けた何かだからだ。

要するに、僕が欲しいものは
僕の世界を破壊するなにかで
僕の知らないところにある何かで
それは知ってしまえば欲しいものには決してならない

だから僕が知った時に
僕がその知った世界を望むなんて事は、
「僕が何かを望むことが出来る世界」
なんていう幻想としてしか
そこには投影されないのだ。

それはねじ曲がった思い出と同じで、
繰り返し思い出される嘘のストーリーで

結局僕は、嘘を吐くことによってしか自分を語れないピエロでしかない。

だから僕は。

ただ、借りた物を返す為だけに
形を維持しようとしているに過ぎない
そしてまた、それは変化の中では為すことの出来ない
ニセの論理でしか無い。

意識が語る永遠は、願うだけの永遠で、
物質化された永遠ではない

僕の世界には、いつも君が欠けている

僕の身体には、生命を維持する為のエゴが足りない
そしてそれを僕は毒と呼ぶ。
穢れた命など要らない

ただ僕に、奪われ続けた残酷な過去があればいい。
主体の入り込む余地がない、
逃げ続けた未来があればいい。

無限の屈折率で閉じ込めた光を、
キミ達に返す時が来る。

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