嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

のろのろと排泄しただけの断片書き。

2007年06月22日 08時59分27秒 | 駄文(詩とは呼べない)
排泄したい、切り離したい、と思って書いている言葉なのに
結局僕はその粘りつく気味の悪さに太刀打ちできないでいる
出力だけをしたい。
一方的に。
蝉の殻のように脱皮したい。
余計な言葉を、全部捨てたい。
でも、しつこく絡み付いてくる。
この、気味の悪いまとわりつく感じが
ますます一層、より歪んだ形の、僕を削り出す感じがして
気味の悪い連想の中で
不快感の中で、
逃げるように足跡を残す。

駄目だ。
書けない。

思っている事が、書けなくなってきている。
そして、
思わなくなってきている。

もうほとんどが、どうでもいい。

苦痛だ。

ずっといびつさの中で震えている。

諦めたら終わりだって言われて続けているのに
僕は、諦める事でしか、自分を表現できない。

だから終わりが近いんだろう。

目がくらむような奇跡ばかりを求める
現実なんかどうでもいい。

書きたいものも捨てたいものも
肺や胸や皮膚のあたりをぐるぐるうずくものも
いっぱいあるのに。

あるはずなのに。

僕の言葉が、ない。

もうずいぶんと、現実の鈍感さに、毒されてしまっている気がする。

だから読みたくないんだ。
君らが書いた本なんか。

息を吐いて、もう一度みつめる。

不快感だけが僕の胸につのる。

やっぱりこれは、失敗作だ。

でも、だから僕と同じ。

はやくいなくなりたい。