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老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

李下に冠を正さず

2017-06-23 09:32:25 | 俳句
          
平凡な一日の始まり。
いつものように、猫の「マンマー ニャアーアーアン 」の声で起こされる。寝ている私の胸の上にあがって、もみもみをしている。
薄着になったから、猫の爪が時々、胸をひっかく。
寝ておられない。

     

昨日、近所から スモモ を沢山に もらった。
食後に足るほど食べた。

今朝もまたたくさん 食べた。
そうだ 去年も同じようなことがあった。
ブログ に書いた、、、などと思い出しながら。

       

野良犬に 餌 をやりに行く場所に スモモ が生っていることを思い出した。
うっかりしていて、この果樹園に スモモ の木があるのは、今年まで気づかなかった。

写真に撮っておこう、、と果樹園に行く。

鈴なりに熟れている。
去年と 野良犬の餌を置く場所を変えたから、、、、スモモ があるのは知らなかったまで。

最近はこの木の下に犬の餌を置いて帰ってきていた。

      

花が咲いている時は 梅 だとばかり思っていた。
梅の実もそこそこに転がっている。

スモモ の木は古木である。横に枝を張っている。
写真は撮れた。
下を向いて犬の餌の器を持ち帰ろうとして、低い枝に頭がぶつかった。

すると、スモモ がばらばらと吾先にの感じで上から降ってきた。

辺りを見回して、(泥棒の心理) 思わずに拾った。
だって、落ちてきたんだも~ん。
帰れば、昨日もらったスモモが家にあるよ。
頭の中を 拾ちゃ駄目、駄目 という思いが駆け巡る。
だって、目の前に今、落ちてきたんだも~ん。

「李下に冠を正さず」だ。
でも10個ほど、拾って帰った。

「しりとり俳句コーナー」

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