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老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

リハビリ が主の病院

2017-06-13 09:06:54 | 俳句
   

病院の庭に咲いていた ダチュラ の花。
ピンクの色が人目をひく。

内科、外科、整形 と診療科目はあるけれど、主にリハビリ が専門のようになってしまっている病院の花壇である。。
老人を乗せた車の出入りが激しい。
ひっきりなしに車の出入り。デーケアーのサービスを受ける方の送り迎えらしい。

     

その下には白い百合の花。

ラッパ型の花ばかりであるから 少しおかしみをおぼえた。

介護士に支えられた、身体の不自由な方が何人も散歩をしている。

他人事とは思えないのが、今の自分。

夫が 腰の治療に来たのに、付いてきた。
帰り、食事でもしようかと 意見がまとまったから。

ぐるりと病院の構内を見回す。
いつの間にこんなに大きくなった?建物が何棟も増えている。
需要があるからに違いはないが、働く人も、(制服を着ている人)がこんなにいたかしらと思うばかり、忙しそうに駆け回っている。

私は 現在の医療制度のおかげで、この年齢になるまで、どうにか不自由な体ながら生かされてきた。
有難いと思っている。
市役所から送られてくる、「医療明細書」を見るたびに、この感謝の気持ちを誰にともなく捧げる。
さみしい年齢になってしまった。


「しりとり俳句コーナー」

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     ☆    緑陰に素麺流れくるを待つ

     ☆    花菖蒲カンバス風を遣りすごす