孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

MMC 治るものなのか、詐欺師体質

2016年05月02日 | 社会観察
果たしてこの会社を存続させる意味があるのだろうか、と思いたくなる謝罪会見で、一流企業のしでかした事件の謝罪会見としては、何と人を食った、当事者意識を感じさせない会見であったか。

この社長、何となく世間でよく見る、創業者の後を継いだ馬鹿息子経営者のような雰囲気を漂わせていたと思ったのは私だけだったろうか?



マスコミ各社もなんとなく腰が引けた報道姿勢で、一昔前連日のように明らかになった食品偽装事件のときの切り口とはまるで違っている。



外国産牛肉を国産牛だと偽ったり、牛肉に豚肉やパンくずを混ぜたりして安売りしていた会社は、すでにこの世には存在していない。



無知な消費者をだまして儲けることなど他愛ないことだ、という感覚は一度味わうと覚せい剤のように爽快な気分を味わうことができて、そのうち罪悪感などなくなってしまうのだろう。



これら食品偽装をした企業と自動車を造って、性能を偽装して宣伝し販売し利益を産む企業に違いは全くない。

系列グループには銀行もあり、手助けして会社を存続させることは容易いのだろうが、果たしてその意味はあるのだろうか。

この世には淘汰されるべき企業もあり、この会社もその一つではないかと私は思うのだが。


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