孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

覚せい剤常習者をかばう人たち

2016年05月21日 | 社会観察
裁判が始って、傍聴席獲得で何人が行列を作って、倍率は何倍だったとか・・どうでもいいような報道が垂れ流されていたが、カミさんとそのニュースを見ていて、奇しくも私たち夫婦は同じ感想を漏らしたのだった。

「このひとは、また繰り返すよね・・。」というものだった。

法廷でも、彼は肝心なことは何一つ話さず、ただ泣きべそをかくだけで反省しているフリをしているだけであったと感じた。覚せい剤の怖さを知っているはずなのに、自分と同じようなことを他の人に繰り返させないという、犯罪者ならではの使命を放棄していた。

違法行為をする運動選手をかばい続けてきた元選手は、テレビという公共媒体を通して、「かわいそうだから、将来ある選手をこれ以上さらし者にしないで欲しい」と訴えていた。



「同じ歳で親友だから、情状証人を二つ返事で受けた」とマイクに向って話していた元野球選手は、「清原が繰り返さないと強く思いたい」「嘘をつかないと信じたい」と証言したそうだが、この方の目はまるで節穴であると、世間に恥をさらしたけっかになったようだ。

この程度の人間はとても野球選手の集団の指導者などには適さないと、証明したようなものだ。その道を望んでいる彼は、今回の情状証言承諾も、それが野球チームの指導者となるための好材料になると踏んでのことであったようだが、全く逆に作用したはずだ。



共に高校野球のスター選手であったのだが、ドラフトの際の工作に乗って、自分は希望通りの球団に就職できた彼は、そうではなかった清原に対しては負い目があるのだろう。

「彼本来の姿をもう一度見せて欲しい」とか、「彼の、『人の役に立つ人間になる』という言葉を信じている」などと、相変わらずマスコミに向って、歯の浮くようなどうでもいいコメントを述べていたようだが、自分がドラフトのときに、球団と共にまんまとインチキの共犯を犯したことは、もうとっくに過去のこととして記憶には無いのか。



選手のときから覚せい剤を入手していたことは、すでに手渡していた張本人がマスコミに語っていたくせに、証言台では「やっていない」と嘘をついていた。

どう贔屓目にみても、この男がまともな人間に改心するとは思えない。

かばっている連中も、「罪は同罪」の言葉通りではないだろうか。


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