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孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

麻薬常習者の母校野球部、休部へ

2016年07月16日 | 社会観察
ウザイ高校野球の季節がまたやってきた。

喫茶店で見たスポーツ新聞の見出しが、「PL学園敗退、野球部休部へ」とあった。

PL学園というと、甲子園7度の優勝実績のある名門校だそうだが、私はもともと高校野球がそれほど好きではないにしても、この高校は以前から特に嫌いだった。



まず、応援の人文字が、なんだか独裁国家・北朝鮮を彷彿させるので、見世物としてはいいのだろうが、あれをやれと言われたら、私は絶対に拒否するだろうと思いながらみていた。



それに、Perfect Liberty・PL教という宗教関係の学校のためか、ピンチになると打者とか投手が、ユニフォームの中にあるお守りをギュッと握り締めて、お祈りするポーズをとる。あれも見るたびに私は虫唾(むしず)が走るのだった。

 神頼みか?

今年の野球部は3年生のみで構成され、来年度以降は部員の募集も行わないそうだ。そもそも、ここまでPLブランドが低迷したのは2001年頃からで、当時は下級生が上級生の世話をするという、「付き人制度」などが発端となって、暴力事件などの不祥事があったためだそうだ。

大相撲でもないのに、「付き人制度」などを思いつく大人たちの神経が理解できない。

KKコンビとは、清原・桑田のことで、投手と打者で大活躍したのが学園の全盛期だったのだろう。その後、両者はプロ野球選手となったわけだが、子供の頃から野球漬けだったため、世間の常識など全く身に付かず、その結果どうなったかは調べるまでもない。



しかし、プロ野球に入団する際のイザコザを見ると、彼らの責任というより、それは取り巻きの大人たちの思惑に翻弄されたと言う方が合っているかもしれない。

大学に進学する、プロ野球に行くつもりはないと言い続けた桑田は、巨人軍が指名して、彼はすんなり入団した。一報、盛んに巨人軍に秋波を送っていた清原は仕方なく西武に入団したのだった。



今や、前科者となった清原は、糖尿病と薬物中毒に苦しんでいるだろうが、彼は覚せい剤の入手ルートなどの情報は一切シラを切って話していないようだから、根から後悔し反省しているわけではないだろう。

一旦踏み外した人生を修復することは、ほとんど不可能と見るのが自然だと思う。



私は、野球というスポーツそのものが嫌いなのではなく、それを食い物にする取り巻きが奇麗事を並べ立てて飾りたてるのを、まともな表情で見ていられないだけである。

野球が人気スポーツであるだけに、他のスポーツへの影響度は高い。今、その現状を観察すれば、もはやかなり悪影響が浸透していることは明白だろう。

それだけに、夏の高校野球。春の高校野球と騒ぎ立てる、朝日新聞や毎日新聞とその関連マスコミの犯す罪は重いと感じている。




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