蜂の巣ハート part Ⅱ

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コノシロを食して、ままかりを思う

2015-09-10 21:47:05 | 日記
業務用のコノシロの酢〆というものをいただきました。
職場で「欲しかったら持って帰って」と言われ、(うちは寿司製造会社です)
コノシロってなんだろう、って思いつつ
食い意地が張ってるので食えるものは何でももらっちゃう。(笑)

パックには長さ12cm位の片身がぎっしり詰め込んでありました。さすが業務用。
使う分だけだけ解凍して残りは冷凍庫へ。


調べたら、コノシロはコハダの大きいものを指す呼び名だそうです。
コハダの方がお高いらしい。そのまた小さいサイズのシンコと呼ばれるものはもっと価値があるらしい。
つまりコノシロはもっとも安価ということ。
そしてコハダと言えば光り物の寿司ネタ。

なのでちらし寿司を作ってみた。コノシロは一口大にスライス。




コノシロそのものはあっさりとした淡泊な味わいでした。
食感はままかりみたいな。
ただ、酢と塩の味付けがきつすぎて、食べ過ぎた私は胸焼けを起こしてしまいました。
市販のものはどうしても味付けが濃いから。
やっぱり自分で調味する方がいいです。
いや、根本は食べ過ぎるなって話だけどね。


コノシロ、あと三分の二くらい残っています。
さあ、どうしたものか。


ついでと言ってはなんですが
この機会にままかりの思い出話をば。

独身のとき、友人2人と倉敷へ旅行しました。
その時泊まったのが、旅館鶴形という当時でもなかなか高級なお宿でして
そこの夕食だったか朝食だったかで、生まれて初めてままかりを食べたんです。
その美味しさに感動。
ほんとに美味しかった。魚好きの私としては萌え度マックス。
まま(ご飯)を仮りに走るとはよく言ったもんです。

そして帰りに倉敷の駅周辺のお土産屋でままかりを買いました。
家であの美味しさを再び。
それをすごく楽しみにして、帰宅。いざ、食べて茫然。
全然違う。
旅館で食べたのと全然違う。え、これがままかりですか?ってくらい別もの。
固いし、酢はキツイし。
その後、時々岡山のSAで買ってみたけどやっぱり同じ結果で。

結局、ままかりとはこういうもので、あの旅館のままかりが特別美味しすぎたのだと
思うことにして幾星霜。

今回、コノシロを食べていたらムラムラと欲望が鎌首をもたげてきた。

ままかりを食べにもう一度旅館鶴形に行きたいわ。←真剣
なんで今まで思いつかなかったんだろう。


婆様のショートステイ、来月はいつだったかな。(おいおい)








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