蜂の巣ハート part Ⅱ

日々の日記を時々更新します

終診

2018-06-13 20:01:10 | 日記
※昨日の日記です。


定期的に通っている大学病院の眼科へ行ってきました。

ずっと3か月ごとの受診だったけど、今回は6か月ぶりです。
実は今日はある思いを抱いて受診しました。
言いにくいけど、先生に言おう。かな。。

いつもの検査をして診察。

先生曰く、「前と同じですねえ。悪化もしてないけど」

かれこれ2年近くこのパターン。
もうこれ以上改善しないと言うことですね。
つける薬もない。
それでも生活にほぼ支障はないです。

私の病状というのは、内分泌の異常から来る「複視」です。
3年前は文字の読み書きさえ苦痛でした。
階段を降りるのも手すりがないと無理だったし。
が、今は9割がた治りました。
ホルモン値が正常になったからだと思う。

すると先生が何か言いたそうにしました。
が、若干の躊躇を感じとった私。
ゆえに私が口火を切りました。

「先生、もう眼科はいいかなあ? 内科の先生も目の話をしなくなりました」

途端に先生の目が輝いた(笑)
速攻話に乗って来た(笑)

「じゃあこれで終わりにしましょう。
 もし悪化してきたり、気になることがあれば
 ○○眼科(地元)へ行って、紹介状を書いてもらって、また来てください」

「分かりました。先生、どうもお世話になりました」


大学病院の診察室は飽和状態だから
一人でも患者を減らしたいという先生の気持ち、よく分かります。
でも先生からは言いにくい面もあるでしょう。
地元に逆紹介したくても患者はなかなか「うん」と言わない。
大学病院の方が安心だから。(近所にもそんな人がいます)

でも私は1時間かけて通うのが大変だったし
これ以上治らないのに検査をしても、お金がもったないし。
完治はしないけど、ここまで改善したことに満足しようと思う。

診察室を出て、眼科の受付で今後のことを記した書類をもらいました。
すなわち、次は紹介状がないと受診できません。必ず紹介状を持って云々。。
はいはい、分かってますって。
その中で、この日をもって終診です。という文面がありました。

終診。初めて聞く言葉でした。

検索したら
読んで字のごとく、診察がすべて終わったという意味でした。
そんな言葉があったんだ。でもパソコンで変換できませんけど。(=打つのが面倒臭いです)


今日は思い切って話をしてよかったです。
すっきりしました。

まあ、、内科の通院は一生涯だろけど。たぶん。


 


 「夏の空終診といふ言葉知る」