気分転換

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日常を気楽に綴っています。

下北半島の旅 釜臥山展望台

2019年06月15日 | 旅行

今日はかなりの雨が降っています。

ずっと室内で過ごしているので2度目のアップです。

 

 

 

恐山に行く道中、「ここから7キロ」という展望台に行く
標識を見ていました。

帰り道まだ時間もたっぷりあったので寄ってみる事にしました。

ずっと気になっていた山頂にある建築物。

「あれって何かしらね~」

どうやらその建築物のある方向にいくようです。

 

駐車場に車を停めると何気に近づいてきた年配の男性が
観光案内のような説明をしてくれました。

地元のボランティアさんか?よくわかりませんでしたが
色々教えて頂いたので助かりました。

下から見えていた不思議な建物は自衛隊の物でした。

〇朝鮮から打ち上げられたミサイルなどこういう所でキャッチするのでしょうか?

最近は穏やかでないことも起きるので怖いです。

山頂にはこのレーダーと恐山の奥宮があると聞きました。

右側の舗装道路は進入禁止ですが左の遊歩道で上っていけます。

連なる階段にちょっと躊躇しましたが折角来たので
山頂まで登ってみる事にしました。

初めて見る綿毛をまとったような植物がたくさんありました。

何でしょうね~?

スマホに写真を撮ったら植物の名前がわかるアプリを入れたいと思いました。

途中で振り返ると先程までいた恐山が山の中に見えます。

息切れしながら登った山頂は879m

自衛隊のレーダーの裏側にひっそりと恐山奥の院が祀られていました。

ここは・・・下北半島の付け根からむつ市、陸奥湾を見下ろせる場所で

午前中、電車で通って来た陸奥湾沿いが一望できました。

そして今回は行けなかった尻屋崎の先っぽまで見えます。

尻屋崎の左側は津軽海峡、右側は太平洋です。

なのでここは津軽海峡、太平洋、陸奥湾と3つの海が見える場所でした。

そして駐車場の展望台からは見えない陸奥湾側は海上自衛隊の
護衛船が停泊しているのが良く見えました。

先日、映画で「空母いぶき」を見たばっかりだったので
「あれが護衛船~~!」

しばらく上から景色を眺め下ります。

駐車場には数台車も停まっていますがここまで上ってくる人は余りいません。

白い建物が展望台です。

下りる途中そぉ~~っと近づいても気付かないカラス?

 

さてこれでホテルにチェックインするはずでしたが・・・

前日、毒虫に刺された夫の手が恐山ではまだ腕時計が
できていたのにどんどん腫れがひどくなってきました。

急遽ドラックストアで教えて頂いた「むつ総合病院」へ

ホテルには到着時間の遅れを連絡し診察を受ける事ができました。

 

今回は夕食無しで朝食付き1泊5000円というお安い宿泊。
到着が遅れても大丈夫です。

夕食を食べに出かけた時間は丁度夕暮れ時。
さっきまで居た「釜臥山」の右の方角に太陽が沈む所でした。


下北半島の旅 霊山恐山

2019年06月15日 | 旅行

最近は以前に比べてブログアップのスピードが落ちてしまいました。

折角行った旅行も記録にとどめておかないと直ぐに記憶が薄れてしまいます。

年ですね~~

さて、頑張りましょう~~!

 

下北駅到着後直ぐに駅近のニッポンレンタカーへ。

会員になっていたためネット予約して行きました。

格安で借りる事ができました。

駅前にはトヨタレンタカーもありましたよ。

 

下北半島は大湊までしか鉄道が無いので車でないと効率よく回る事が出来ません。

北海道以来の「わ」ナンバーで出発です。

私の車と同じなのでいざという時には運転代われますが
私の出る幕はありませんでした。

と・・・その前に丁度お昼です。

見回しましたがランチするお店がありません。

行く前に調べた情報通りでした。

唯一のラーメン屋さんは日曜の昼時で地元の家族連れで混みあっています。

もう一軒の駅前食堂に入れました。

この辺は北の防人、海上自衛隊基地があるのでこんなメニューです。

「お口に合わなかったら代金返金致します」って・・・

お口に合いましたよ~家庭の味でした。

 

1日目は半日観光なのでまずは近くの「恐山」に行きます。

ここからは30分ほどで行ける距離です。

(下北観光バスでは45分 タクシーでは25分)

恐山というとテレビで死者の御霊を呼び寄せる「イタコ」を見た事がありました。

何となく怖い感じを持っていましたがこの有名なイタコさんは
恐山大祭(7月)と恐山秋詣り(10月)の期間だけで普段は居ないのだそうです。

 

近づくと太鼓橋がお出迎え。

悪人にはこの橋が針の山に見えて渡れないと言われています。

以前は渡れたのですが現在は老朽化で通行禁止になっています。

針の山には見えなかったので悪人ではないようです~~

 

到着しました。

恐山は約1200年の昔、862年慈覚大師円仁によって開かれた霊場です。

天台宗のお寺で我家と宗派が同じです。

 

日本三大霊場の一つで立ち込める硫黄臭と荒涼とした風景は正に霊山。

もう二つは

滋賀県 比叡山  和歌山県 高野山


火山ガスの噴出する岩場の一帯は地獄に・・・

 

湖を取り巻く白砂の浜は極楽になぞらえて信仰の祈りの場として伝えられています。

火山の噴火によって出来たこの湖、「宇曽利湖」は山の上で綺麗なグラデーションの
湖面がキラキラと光っていました。

眺めているだけで「極楽、極楽~~」

「でもこの美しさがかえって不気味さを感じさせる」とも書かれていました。

 

一周参拝し最後のお山の上から地蔵殿の方を見ると

観光バスの到着で参拝の方が沢山訪れたようです。

 

境内には温泉が4つあり

4つの温泉はそれぞれ効能が違い参拝者は自由に入浴できます。

1泊2食付き1万2千円で宿泊できる「恐山宿坊」もあります。

が・・・

霊感の強い方はザワザワして眠れないかもしれませんね。