気分転換

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日常を気楽に綴っています。

湯西川温泉(本家伴久)

2011年05月05日 | 旅行

今回もいつもの楽天トラベルで宿を予約しました。 だってポイントが溜まるんです~

予約できたのは湯西川温泉「本家伴久」

昼に夫からが入りました。

会社で連休のお出かけの話題になり「そこって昨日倒産してつぶれたんじゃないの。」

と言われたそうで・・・

慌ててネットで調べたら倒産したのは「伴久ホテル」でした。

ここは色々な浴衣を取り揃え女性に人気の宿だったのですね。

そういえば旅雑誌でも見たことありました。

観光業界が大変な中今回の地震、計画停電などで追い討ちを掛けられたようです。

私たちが宿泊した「本家伴久」も地震の後お客様が減り、その後の計画停電、自粛などで

休業していたのだそうです。

連休に向けて準備し4月28日より営業再開した所でした。

たくさんの方に予約頂きありがたいと感謝していました。

頑張ってほしいですね。

湯西川温泉は平家の落人伝説の残る集落があります。

綺麗な川沿いの道をどんどん奥に入っていきます。秘境です。

でも今、湯西川はダム建設で変わろうとしています。

工事も終盤に入っていました。

7月より新しくできた上の方を走る道路を使うようになります。

この綺麗な川も木々も水の底に沈んでしまうのかと思ったら残念な気持ちになりました。

一時、あちこちのダム建設が中止になる時がありましたが原発が使えなくなる今、

水力発電も重要になってきます。

環境破壊や村がなくなるのにも目を瞑らなくてはいけなくなるのでしょうね。

走っていると突然新築の家ばかりの場所がありました。

ダムによって立ち退いた方々の家です。新しい集落ができていました。

東北の方もきっとこんな感じの町になるのかと思いながら通りました。

 

寄り道しながらのんびりと行ったので時間ぎりぎりのチェックインになりました。

玄関で太鼓を叩いてお出迎えして下さいます。

「本家伴久」は江戸初期開業で創業350年だそうです。

全国から名木古木を集めて作った古民家風の和風旅館です。

夕食まであまり時間がなかったのですが夫はさっそくお風呂に直行。

私はスッピンを人様にお見せできないのでそのまま夕食にしました。

お食事処にはかずら橋というつり橋を渡って行きます。

皆で渡るとそれはハンパなく揺れます。こわいです~~

今はいいですが雨の日や寒い雪の日はちょっと大変かもしれません。

夕食は囲炉裏で焼きながら食べるのとお膳も用意されています。

広い部屋にいくつもの囲炉裏があり家族ごとに座れます。

美味しく頂きました。囲炉裏で焼いた丸いおもちのようなのが味噌味で美味しかったのですが

何だったのでしょうか?

硬いのが焼くと軟らかくなります。

「耳たぶのようになったら食べごろですよ。」と言われました。

足は疲れますが風情のある夕食でした。

食後は部屋でスケートのテレビを見ながら食休み、ゆっくり温泉も入りすべすべになりました。

温泉はシャンプーや石鹸など種類が多くどれを使おうか迷いました。

こんなにたくさんある所は初めてでした。

売店で売っているので宣伝も兼ねているのでしょうが顔がすべすべになりほしくなります。

朝はまたいつもの早起きで露店風呂に行ってみました。

6時前というのにすでに先客が2名様ほど・・・早起きですね~

気持ちいいです~~~

着替えて朝食は今度は橋を渡らず川のすぐ上の食堂でバイキングです。

朝から取りすぎてしまいました。

どうも主婦の悪いくせがでてしまいます。いろんな物が食べたい・・・

大豆のお赤飯がおいしいかった・・・

チェックアウトしてから付近を散策してみました。

川の反対側に平家集落があります。そこから泊まった宿がよく見えました。

なんと反対側からみたら男性用露天風呂は丸見えでした。

夫はここに朝入ったようです。夜ならいいですけどね。

でも気持ちのいい温泉でした。

今度は紅葉の綺麗な秋に訪れたいですね。

寒いですが冬もよさそうですよ。川に氷曝の舞台がありライトアップされ幻想的です。

ミニのかまくらも有名です。

ゴールデンウィークが終わるとまたお客さんも少なくなってしまうのでしょうね。

頑張ってほしいです。また是非行きたいです。

             つづく