まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

セミの声 過疎の村には ちょうどいい

2018年07月24日 | 自然ありのままに

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は27.6度から今期最高の36.5度、湿度は94%から62%、風は1mから3mの西の風が少しばかり。高温が予想され、熱中症の危険が特に高くなる見込みで、暑さを避け、水分をこまめに補給するなど、充分な対策をとるよう呼びかけている。明日の25日は、引き続き高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 ギンギンの夏になった。夏になったからと、「島の家に行こう」とか「海の家に行こう」とかと言い出す人もいなくなった。子どもたちが大きくなると、それどころではなくなって、塾だ、予備校だ、学校だ、部活だと忙しくなったことらしい。

 

 朝方から、妙におなかが重いと感じるようになった。体重を量ると64.7Kgにもなっている。どこかに水分が溜まってきたみたい。胸水ではない。腹水なのかも知れない。

 

 今日も「夏休み子ども科学電話相談」の話題である。今年からか「AI、ロボット」のコーナーが誕生していた。時代の流れだな・・と思った。この方、父親が裁判官で、転勤のため何度か引っ越したようで、高校は東京都立西高校、大学は東京外国語大学外国語学部ドイツ語学科。さらに、東京大学大学院に進んで博士号まで取得している。さらに東京大学の助手まで務め、それから電気通信大学でも勤める。現在は、電気通信大学大学院情報理工学研究科の教授をしているという才媛。年齢は1969年生まれの49歳。中学生の娘さんがいるらしい。

 

 この先生は「水中の生き物」担当の久留飛克明(くるび・かつあき)先生。今日は「ベニクラゲ」の話が印象に残った。「不老不死」の生き物と言われている「ベニクラゲ」も実は死ぬのらしい。「不死」というか「若返り」をして、生殖にチャレンジしなおすのだとか。興味深い話やった。

 

 これが、その「ベニクラゲ」不老不死の生命体だと言われているもの。

 

 ま、そういうお話を聞きながら、いらない書類の整理をやっていた。気温はぐんぐんと上昇するし、おなかの調子はよくないし、できることからコツコツと・・・。

 

 英国士官レキ関連の資料は、もう、捨ててしまう。保存する資料は「丸亀市広島コミュニティーセンター」に寄付してしまう。

 

 毎年の、「ひまわりは、なぜ、東を向いて咲くのですか」という質問と、それに対する田中修先生の回答をニヤニヤしながら聞きながら、こういうものも作ってみた。

 

 今年の秋のイベント、「ルンルン♪ 紅葉の大窪寺となりきり遍路体験」用に使えないかと、お経の本を試作してみた。お遍路さんになりきって、正式のお作法を体験するならば、お経の本も納経帳もいるだろうに・・・。

 

 今日は奥方の公休日。「水分補給にどうぞ・・」と、スイカを持ってきてくれた。スイカとセミの声と子ども科学電話相談は夏の風物詩だ。

 

 お昼過ぎの我が家の温度計も36度を超えている。

 

 まだ、「終活」には早いのだけれど、冷房の効いたお部屋でできることと言えば、整理整頓。パソコンの周辺機器がどんどんと溜まっている。要らないと言えば要らないのだけれど、捨てるに捨てられない物ばかり。でも、いずれは捨ててしまうのだけれど。

 

 今日も「ガリガリ君」のお世話になった。こういうものを食べるから、おなかの調子がよくないのか。

 

 今日の掲示板はこれ。「ひと夏のいのちかぎりとセミが啼く」というもの。八月は「死」が身近な季節である。原爆記念日や終戦記念日、月遅れのお盆が八月であるからという以上の、死を身近に感じる季節である。この、生命の峻烈ともいえる季節に、ひときわ蝉たちは声高に啼き尽くし、叫び続けて死んでゆく。仲間たちはまだ梢にあるというのに、あるものは地面に落ち、狂ったようにもだえたかと思うとまた飛び立ち、再び地面に落下して死んでゆく。生命の烈しい燃焼と死の充実。あるいは生と死の落差にあらためて驚くということ。それを短い期間で気づかせてくれるということ。われわれが耳にする死の情報は抽象的なもの、頭の中だけの理解であることがしばしばである。けれども、蝉たちは身をもって教え示してくれている。これが現実であるのだと・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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