まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

冬晴れて今日も検査の予定表

2020年02月06日 | たまには真剣な研究なども

 高松市東部では、寒気や湿った空気の影響で曇り、雨や雪の降っている所があったらしい。気温は4度から7度、湿度は82%から60%、風は2mから4mの北北西の風が少しばかり。明日の7日の香川県は、気圧の谷や湿った空気の影響で曇る見込みらしい。

 

 昨日は朝からカテーテルの検査だった。カテーテルとは、医療用に用いられる柔らかい管のことである。胸腔や腹腔などの体腔、消化管や尿管などの管腔部または血管などに挿入し、体液の排出、薬液や造影剤などの注入点滴に用いる。

 

 今回は、こうした新装されたきれいなお部屋での検査になった。右腕と右鼠径部から静脈の中に送り込まれたカテーテルを、造影剤を注入して、何台ものモニターで確認しながら心臓の奥まで差し込んでいく。

 

 こうして、心臓周辺の血管の曲がりや広さや屈折ヶ所なんぞをを調べていく。来週のCRT用のデーター確保である。

 

 心不全の患者さんの中には心室の同期障害だけではなく心室頻拍や心室細動といった致死的な不整脈を起こし突然死の危険性を有する患者さんがおられる。 そのような患者さんにはどちらも治療できる「CRT-D(両心室ペーシング機能付き植込み型除細動器)治療」を行うことがあるらしい。

 

 日本語では心臓再同期療法と訳される、CRTとは、Cardiac Resynchronization Therapy の頭文字をとったもので、CRTの大きな目的は、左右の心室をペーシングし、心臓のポンプ機能を改善させることである。CRTを簡単に説明すると、心臓内の収縮のタイミングのズレをペースメーカ等で補正することで、正常に近いポンプ機能をとり戻す治療法らしい。

 

 日常生活ですら困難だった患者様の多くが、この治療によって、改善したと報告されている。この治療によって、患者の生活の質(QOL*)を上げることができる可能性がある。また、欧米での大規模試験によってCRTの治療効果が認められており、心不全の治療法の1つとして、確立されつつある。薬物治療で効果の得られなかった患者様において良い結果が得られたとの報告もされているそうである。

 日本においては、2004年に保険適応になり、重症な心不全を患った患者のQOLを向上させられる治療として年々治療数が増加している。 CRTの治療では、ペースメーカ・ICD**と同様に、本体、リードの植込み手術が必要となり、大きな違いはないが、右心房、右心室のほかに、心臓の左右の収縮するタイミングのズレを補正するペーシングを行うために、冠状静脈内へもリードが留置されるらしい。

 

 午後からは「血液透析」である。私の体内にはまだまだ水分が多く含まれていて、それが身体に悪さをするらしい。その血液中の水分を分離して捨てる作業であるが、これがなかなかにしんどい。

 

4時間のところを3時間にサービスしてもらった。この日は午前中に3時間、午後からはも3時間・おしっこが我慢できずにギブアップだった。検査も大変なんだ。

 で、今日はMRIの検査だ。MRIもCTも7似たような機械なんだが、どちらも体の断層画像を撮影する装置らしいが、最も大きな違いは画像を得る手段である。CTでは“ X線”を使って画像を得るのに対し、MRIは大きな磁石による“ 強い磁場”とFMラジオに使われているような“電波”を使って画像を得るという。そのため、MRIは放射線による被ばくがなく、小児や健常な方も安心して検査を受けることができる。しかし、強い磁場を使っているため、CTには見られないMRIならではの制限や注意事項があるらしい。

 

 こういう画像で有名だが、MRIでは神経や血管、筋肉なんぞの画像が見えるようになる。CTの場合には骨とかを映し出すものだが、そこに大きな違いがあるという。

 

 で、明日は金曜日か・・。またしても透析の順番になるだろうか。

 

 今日の掲示板はお正月らしくはないが、これ。「老いてこそ人生 ていねいに生きる ゆっくり生きる やわらかく生きる」というもの。その後に「尊いものを仰ぐ 美しいものに感動」の言葉・・・。つながっているのだろうか・・・。 調べて行くと、「老いてこそ人生  ていねいに生きる  ゆっくり生きる  やわらかく生きる 仏さまにまかせて  ありがとうございます  もったいない  おかげさま 」と言う言葉もあった。ふむふむふむ。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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