まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

五月三日(月曜日)の日記

2009年05月05日 | 自然

 さてだ・・・。五月三日もいい天気になった・・。この日は・・十時半に人と会う約束になっていた・・。この島から咸臨丸に乗り組んでサンフランシスコに渡ったがすぐに病院で亡くなられた「岡田源之助」さんのご子孫の方が見つかり、その人とお会いすることになっていた・・。

 

 本当のお墓は・・アメリカ・サンフランシスコのコルマ墓地にあるが、祖国の墓地にも源之助のお墓がある。そこにおまいりして、法要の行われるお寺に行った。途中、その源之助を介抱したという同郷の「山下伊三郎」さんのお墓にもおまいりをした。

 

 ところが、法要の始まる10時半近くになっても誰も来ない・・・。和尚さんも来ないし、お施主さんも来ないし、親戚の人も来ない・・。この集落でお寺といえば、ここのはずなんだけれど・・。わずかに・・縁側に数人分の座布団が干してあるだけ・・。なんじゃ、これは・・。

 

 あきらめて帰ろうとしたら・・熊本ナンバーの乗用車が入ってきたし、住職さんもやってきたが、お寺の鍵がない・・というので、和尚さんがかぎを取りに戻ったすきにインタビュー開始。

 私の「咸臨丸と塩飽諸島」という本は自治会長さんが渡したというものだから、「広島の民俗と歴史」という本を手渡し、名刺交換をした。

 

 ま、世間話程度の時間がなかったもので、手短にお話を聞いておいて、あとは「咸臨丸子孫の会」の担当者にアプローチをお願いする。会に参加してもらうかどうかは、子孫の会のお仕事。私は感触をつかむのと続柄とかを確認するだけのこと。

 その後、青木の砂浜で遊んでお昼になった。

 

 お昼はやはり・・おうどん。それも・・カレーうどんになった。私の感覚では・・おうどんの上にカレールーが載ったものが「カレーうどん」なんだけれど、ここのおうちでは、カレールーの中におうどんを入れて煮込む・・「煮込みカレーうどん」だから、濃厚なお味。

 

 午後からは・・佐柳島の近くに釣りに行ったのだけれど、これまた・・何のアタリもない。そこで失礼ながら・・佐柳島に上陸して・・トイレ休憩・・。ここの島も人影がまったくない。数人が海岸で釣りをしていたので「島の方ですか?」っていうと、「いや、遊びにきただけ」というばかり。

 で、子供たちと私はお墓参り。咸臨丸に乗り組んだ「富蔵さん」と「高次」さんのお墓におまいりし、「サンフランシスコでお会いしましょう」といいながら合掌礼拝。

 

 

 連日・・、飲んで食べての連続で・・バタンキューの島の生活でありました。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。



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