まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

タチアオイ蝉の説教まだ聞けぬ

2020年07月17日 | 自然ありのままに

 さぬき市地方は、前線や湿った空気の影響で概ね曇り、夕方からは雨の降る所があるらしい。気温は22.5度から27.9度、湿度は90%から74%、風は1mから3mの東北東の風が少しばかり。明日の18日のさぬき市地方は、高気圧に覆われて晴れるけれど、夕方からは前線や湿った空気の影響で曇る見込みらしい。

 

 118/76/78 36.4c-96% 59.6Kg 26.5c-73%-1003hPa 腕や足に疲れが見え始めた頃。手首や指が動かすと痛い。運動不足だからなおさらこたえる。

 

 今朝の朝食である。ゼスプリのサンゴールドキウイが目立つ程度。また、サルにトマトを二個食べられたと奥方が大騒ぎをしている。トマトばかりを狙うサルだが、その様子だと一匹だけの単独犯みたい。本当にサルなんだろか。でも、カラスや鳥だと突っつく程度でまるごときれいには食べないはず。

 

 さて、残る南側の庭木はこの一本だけになった。サンシュウユの木である。

 

 これも高さ2mほどの所でばっさりと切り捨ててしまう。これの花は愛想がないし、実は食べられないし、根元から切ってしまってもいいのだが、ま、枯れ木も山の賑わいというものだ。

 

 あっちに登り、こっちから登りしながら伸び過ぎた枝を切り落としていく。退職してからは「胴綱(どうづな)」は使ったことがない。安全ロープである。

 

 我が家にも装備はしてあるが、これを使うだけの高さにまでは登れない。

 

 こんなだったサンシュウユの木であったが、

 

 こんなにさっぱりとした。

 

 これで南面東側の三本はさっぱりと散髪が済んだ。これが数年来のお荷物だったのだが、体調が悪くてどうにもならずにいたのだった。それがどうにか片付いてしまった。

 

 時間があるので、この水路脇の草刈りもやっておくことにした。これは我が家の仕事ではなくして、「水利組合」のお仕事であるが、それまで待てないので、私がやってしまうのだ。

 

 水利組合の人たちは草刈り機でやっつけてしまうのだが、私は草刈り機が使えない。そこで「手刈り」になる。草刈り鎌でなぎ払ってしまうのである。で、背丈の長いものだけを切り捨てていくと、こういう具合になる。手前左の草は奥方が植えたものだから刈り払ったら叱られる。

 

 すると、奥方がお買い物のついでに・・・ということで大量の「馬ブドウ」を刈り集めてきた。こういうものは雑草だから、これを刈っても誰も文句は言わないし、返って喜ばれることもある。「あとはあんたのお仕事よ。あんたが飲むんだからね」と言って畑に行ってしまった。

 

 で、これを鋏でチョキチョキと短く切って行く。こうしておくとよく乾燥するし、煎じ薬にするのにいい大きさになってくる。都合、四つの籠に山盛りになった。これをいつまで飲まされるんだろうか・・・。

 

 今日のお昼は、「温泉玉子と梅若ぶっかけそうめん」と野菜サラダ付きである。「梅若」というのは、「梅と若布」という意味で、「梅若うどん」としてよく食べられている。それをそうめんに載せただけである。

 

 今日の掲示板はこれ。「何が起こるかわからないのが世の中、何をしでかすかわからないのが自分」というもの。妙好人(妙好人(みょうこうにん)とは、浄土教の篤信者、特に浄土真宗の在俗の篤信者を指す語である。 語源は、善導の『観無量寿経疏』散善義において、念仏者を と賞賛したことによる。もともとは念仏者・浄土願生者を指す語である。 在俗の篤信者の語意として使われるようになったのは、1753年に編纂された、石見国邑智郡の浄泉寺(島根県邑南町市木)の浄土真宗(本願寺派)の僧侶・仰誓(履善の父)が編纂した『新聞妙好人伝』からである。)と言われた因幡の源左さんの、こんな話を聞いたことがある。ある人が、「村の者がお爺さんを妙好人伝に載せると言うがのう」と言うと、源左さんは、「いやいや待ってつかんせい、死ぬるまでは何をするか分からんでのう」と応えた。「何が起こるか分からないのが世の中。何をしでかすか分からないのが自分」。「さるべき業縁の催せば、いかなる振舞いもすべし」(『歎異抄』)何かが起こったときに、どうするかは、実は、そのときまで分からないもの。そのときに頂いている、気づきの深まり具合に応じて、自ずとすることが決まるもの。人生にシミュレーションなどない。人生は、つねに本番である。

 

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


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