まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

秋晴れは お寺の瓦を 軽くする

2012年10月24日 | ふるさと散歩

 今朝は11度からのスタート。日中でも18度とまり。いよいよ秋本番ってところだ。というわけでもないが、朝の散歩にはセーターを着て、ジャンパーを羽織って、手袋までつけるようになった・・・。おじいさんになったもんだ・・。

 

 ということで、今日も「石仏探し」の秋のドライブ・・・。今日は坂出市と宇多津町の境界線あたりになるのか、県道33号線(旧国道11号線)田尾坂の上・・・。茶臼山古墳手前にある「田尾坂二十四輩」を訪ねた。

 

 こんな石碑が道路脇にあって、この小山の途中に、この石仏群がある。ここも一列に50体ほどの石仏が並んでいる。本家二十四輩と、江戸二十四輩だろうか・・・。詳しくはわからない。でも、一昨日の山歩きが今頃になってひびいてきて、足ががくがくするようになった・・・。だらしないねぇ~。

 

 で、おなかがすいたので、朝昼兼用のおうどんということで、たまたまやっていたお店に入った。看板やのぼりはチェーン店の「いきいきうどん」だったが、お店は普通の古くからやってる食堂風のお店。ここが「いきいきうどん坂出北インター店」ということで、中身は「宮武讃岐製麺所」らしい・・・。

  

 店先にあった、この看板を見て、これに決めた。「あおさうどん」。「あおさ」というのは、緑色の海に生えている海草の「アオサ」。これをうどんの上に載せるものらしい。初めて見るおうどんだ。緑色のとろろ昆布を食べている感じ・・・。これで230円、これにチクワ天(100)を載せても330円だった。

 

 そこから次に向かったのが坂出市川津町山田地区。川津小学校近くにあるらしい。資料には「善光寺境内」と書いてあるが、その善光寺がわからない。しばらくそのあたりを歩き回って、ようやく見つけた。

 

 善光寺と言っても小さなお堂。そこから細い道沿いに石仏が並んでいるだけ・・・。向こうに見えるのが讃岐富士こと飯野山。この石仏も時代も違えば順番もめちゃくちゃ・・。安政二年という石仏もあったぞ。

 

 次に訪問したのが丸亀市飯山町下法軍寺地区にある「嶋田寺」という真言宗のお寺。ここにも二十四輩がきれいにそろって並んでいた。ご本尊が阿弥陀如来さまだろうか・・・。

 

 次に訪ねたのは丸亀市飯山町上法軍寺地区にある「仁池善光寺」さん。善光寺さんというてもこんなお堂があるだけ。昔は信州信濃の善光寺さんにお参りしたくても遠くて行けない。そこで、川津町のように、近くにお堂を建てて、そこでお参りしたものらしい。ミニ善光寺だ。

 

 そこの猫の額のような境内に15体ほどの石仏が立っていた。これも二十四輩だが、幾つかは壊れたり流されたりしたものだろう・・・。何せ、池の土手に建っているお堂なのだから・・・。

 

 次に寄ったのが丸亀市綾歌町岡田にある一番堂という墓地の中にあるお堂。ここにも20体ほどの石仏が小屋の中に並べられていた。おそらく、どこかにあったものを移転してきてまとめたものらしい・・。向こうの方に、レオマ・ワールドの建物が見える。

 

 今日の最後はここ。綾歌郡綾川町山田下にある「山田の法泉寺」。山門から境内を見たところ。正面が本堂。左にあるのが宝物館。その手前に石仏が並んでいるのが二十四輩である。立派なお寺さんになっている。

 

 帰りにちらりと立ち寄った「公淵(きんぶち)公園の菊花展」。少しばかり菊の花が開いてきたが、これはよく咲いている方・・・。まだまだ・・・みたいなところだった。

 

 今日の掲示板はこれ。山田の法泉寺さんにあったものを利活用。「吐いた言葉を呑みこめば 辛(から)さ苦(にが)さが喉を刺す」。自分の言葉を呑み込んでみれば、辛さや苦さが喉を刺すようにきつい・・・。よくもこんな言葉を吐けるものだと驚かされる。よくよく言葉を吟味して話さねば・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


ツイッター

<script type="text/javascript" src="//platform.twitter.com/widgets.js"></script>