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閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

柿 (7)

2008-01-13 | 樹木・花木

「廿原の柿」を見に行った時に、途中の県道脇にかなり目立つ柿の木があり、傍には駐車場らしき広場とトイレまであったので、てっきりこれが天然記念物の柿の木だと思い込んでしまった。駐車場やトイレは見学者用に完備されているのだと勝手に判断していた。幹は結構太かったが、天然記念物にしてはそれほどの古木でもなさそうな気がしたので、あらためて近くを探したら、目的の「廿原の柿」は、同じ集落を少し入った奥まった所にあった。

これは天然記念物と間違えた“普通”の柿の木である。それにしても、近くに公園や公共施設があった訳でもないのに、柿の木の直ぐ傍にあったトイレと駐車場は何なんだろう。
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柿 (6)

2008-01-13 | 樹木・花木

岐阜県多治見市にある県指定天然記念物の「廿原(つづはら)の柿」である。その存在をネットで知って、さぞ立派な柿の古木だろうと思い出掛けてみた。岐阜県とは言っても小高い山の向こう側は愛知県で、県境に近い集落のはずれの民家の脇にひっそりと立っているので、案内板がなければ、これが天然記念物だとは思わないくらいだ。

樹齢は判らないが、岐阜県の天然記念物だけあって、柿の木にしては太く、幹周り2.5mの立派な古木である。柿の実は殆ど生っていなかったが、「ヒラクリ」という小型の甘柿の一種だそうだから、秋にもう収穫してしまったのだろう。

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柿 (5)

2008-01-12 | 樹木・花木

この柿の木は個人宅の敷地内にあるが、あまりにも有名になってしまったために、集落への道路入り口には、地域住民以外は「車両進入禁止」の注意書きがあり、柿の木の近くには、田畑や住居敷地内への「立ち入り禁止」のロープも張られている。それにも拘らず、田畑や周辺の宅地内に入り込んで、地元居住者への迷惑を考えないマナーの悪いカメラマンが結構いるようだ。自己中心的な人間は何処にもいるものだが、他人に対する迷惑など全くお構いなしで、自分のことしか頭にないのだろう。柿の木の所有者や他所からの写真愛好家を受け容れてくれている地元の人たちの好意を無にすべきではないと思うのだが・・・。
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柿 (4)

2008-01-12 | 樹木・花木

長野県根羽村に樹齢約150年といわれる大きな柿の古木がある。長野県と言っても愛知県豊田市の隣村である。写真の被写体としてかなり有名だそうで、この小さな集落は、秋になると関東や関西など、遠方から来る多数のカメラマンで連日賑やかになるようだ。確かに、農村の素朴な風景の中に1本だけポツンと立っている柿の大木は、直ぐ脇にある古びた小屋と共に実に存在感がある。これは1ヶ月ほど前に撮ったものだが、今頃は柿の実に雪が被って、さらにいい風景になっていることだろう。カメラマンの数も増えているかもしれない。
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奥殿陣屋 (2)

2008-01-11 | 歴史建造物

奥殿陣屋は、地元以外には知名度がないだろうから、復元された書院の門構えだけでも紹介しておこう。この裏には立派な日本庭園があり、秋には紅葉が綺麗だ。隣の花壇には、四季を通じて季節の花が植えられるので、訪れる人は多い。

奥殿陣屋は、徳川家康ゆかりの松平氏一族が三河の大給(現在の豊田市)に陣屋を構え、後に大給から同じ領内の奥殿(現在の岡崎市)に移転して、奥殿藩の陣屋としたのが始まりだそうだ。その後、陣屋の建物は移築されたり取り壊されたりして、跡地は田畑となっていたが、1984年に建物の一部が復元されて、今は岡崎市の観光施設となっている。裏山には松平氏歴代藩主の墓所や土塁も残っている。2006年に放送されたNHK連続テレビ小説「純情きらり」のロケが、この奥殿陣屋で行われたことから、地元では一躍有名になったようだ。
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奥殿陣屋 (1)

2008-01-11 | 自然景観

岡崎市の「奥殿陣屋」に立ち寄ってみたら、花壇に葉ボタンの寄せ植えで新年の絵文字が作られていた。正月から少し時期が過ぎてしまっているが、せっかく綺麗に植えてあったので、“鮮度”が落ちないうちに載せておくことにする。
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柿 (3)

2008-01-11 | 樹木・花木

豊田市の東部、旧下山村の国道から少し入った道端にたくさんの実を付けた柿の木が目に留まった。幹はかなり太かったので年数は経っているようだが、その割には丈はそれほど高くないので、何年か前に幹や枝が強く剪定されたのかもしれない。昔どこかで見たことがある懐かしい田舎の風景をあらためて見たような気がした。
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柿 (2)

2008-01-10 | 樹木・花木

柿は日本原産だという説が有力で、学名には日本語をそのままローマ字にして「Kaki」と表記してあるが、諸説があって、食用にされる現在の柿は、奈良時代に中国から渡来したと考えられているらしいから、柿の野生種は元々は中国にあったのかもしれない。アメリカにも昔からゴルフクラブに使われたパーシモンという柿の仲間があるが、いわゆる日本の柿とは種類がちょっと違うそうだ。
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柿 (1)

2008-01-10 | 樹木・花木

旧足助町だと思うが、豊田市の県道から山間に少し入った集落の道路脇に、たわわに実が生ったよく目立つ大きな柿の木があった。柿は1年おきに生り年があるようなので、これだけの実が付くと、翌年はたぶんあまり実が生らないかもしれない。
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四川常盤柿 (2)

2008-01-09 | 樹木・花木

四川常盤柿は、日本では庭木や盆栽などとして観賞の対象にされているそうだ。熟した実は食べられ、小さくても甘いらしいが、確認はしていない。見た目はちょうど食べ頃で美味そうだ。
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四川常盤柿 (1)

2008-01-09 | 樹木・花木

名古屋市フルーツパークの通路の垣根として植えられている「四川常盤柿」という、ちょっと変わった柿である。名前のとおり、中国・四川省原産の野生種のような柿で、直径2cmくらいの小さな実を付けている。日本で普通に見られる柿と違って、常緑樹なので冬でも落葉しないそうだ。
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“狛猿” (3)

2008-01-08 | その他

昨年暮れの26日に名古屋市守山区の常雲寺にある珍しい“狛猿”について書いたが、狛猿が「見ざる」と「聞かざる」の一対の猿2匹だけで、もう1匹の「言わざる」の猿が見当たらなかった。

今頃になって気付いたのだが、「言わざる」の猿が左側の「見ざる」の猿の前に抱えられるように座っているではないか。やはり3匹揃っていない不自然さが気にはなっていたが、まさか小猿が一緒だとは思わなかった。当然同じ大きさの狛猿が別々にいるのだろうという勝手な先入観から、つい見落としていた。我ながら観察力のなさを痛感しているが、先入観だけで勝手に思い込んではいけないという教訓でもあろう。
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四季桜と柿の実

2008-01-08 | 自然景観

柿の実は彩りが少ない冬には遠くからでもよく目立つ。豊田市小原地区で咲いていた四季桜の近くに橙色の実を付けた大きな柿の木があった。去年の暮れに撮ったものだが、桜の花と柿の実のコントラストが印象的であった。
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ソシンロウバイ (2)

2008-01-07 | 樹木・花木

ソシンロウバイは漢字では「素心蝋梅」と書き、ロウバイから生まれた変種だそうだが、「蝋梅」という名のとおり、花弁は半透明でロウのような質感があることからロウバイという名前が付いたようだ。いずれも花全体が透き通った黄色をしているが、ソシンロウバイは蕊の周囲の中心部も花弁と同じ黄色であるのに対して、ロウバイは中央部が暗紫色をしているという違いがある。
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ソシンロウバイ (1)

2008-01-07 | 樹木・花木

ロウバイの開花にはまだ少し早いだろうと思っていたが、名古屋市・東谷山フルーツパークの前を通ったついでに覘いてみたら、ソシンロウバイが甘い香りを漂わせてかなり咲いていた。去年は2月初め頃に満開で、梅の花と一緒に楽しめたが、今年は開花がやや早いような気がする。
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