愛知県森林公園南口の花壇に植えられているヒマワリに来ていたツマグロヒョウモン。最初の画像では吸蜜していたメスにオスが求愛しているようだったが、メスが食事に忙しい時にはなかなか巧くいかないようだ !?。
ハラビロカマキリの子供のようだが、キバナコスモスの花でカメムシらしき小さな虫を捕食中だった。捕まえてから食べ終わるまでそう時間が掛からなかったから、かなり空腹だったのかもしれない。ハラビロカマキリは、このブログではアジサイの花にいる幼虫をたびたび載せたことがあるが、卵は卵嚢の中で保護されて越冬し、暖かくなると孵化してたくさんの幼虫が出てくる。成虫になれば、両側に一つづつの斑紋がある翅が生えて数センチの体長になるが、名前のとおり腹の部分が広いのはメスだけで、オスはメスに比べれば体型はスマートだ。
公園のコデマリの花にテントウムシがいた。花粉を食べているように見えたが、ナナホシテントウは幼虫も成虫もアブラムシを餌にしているから、茎や葉にいるアブラムシを探していたのだろう。白い花に赤いテントウムシはよく目立つ。
近くの公園で咲いていたネモフィラにミツバチが来ていた。蝶でも飛来しないかと待っていたが、蜜を吸いに来るのはミツバチが殆どだった。少し前にミツバチが減ったという話があったが、今ではけっこう多いように思う。やはり西洋ミツバチが多数を占めているが、たまに日本ミツバチも見掛ける。最後の画像に写っている背中が黒っぽいのは日本ミツバチではないかと思う。
公園の草むらで飛び交っていたアオスジアゲハ。他の蝶よりも飛び方が俊敏だから、吸蜜中でないと写真に収めにくいが、ハルジオンと思われる花に集まってきていた。春から秋にかけて4~5回羽化するそうだから、この時期はあちこちでよく見掛ける蝶の一つだ。
ツツジに吸蜜に来ていたナミアゲハ。単にアゲハとも言い、普通によく見掛けるアゲハチョウの仲間だ。幼虫の食樹はミカンやレモン、カラタチなどの柑橘類。ちなみに、名古屋市千種区北部に「揚羽町」という地名がある。町名の由来はよく分からないが、隣接する鍋屋上野町との間に「茶屋が坂公園」という広い公園があるから、昔、この辺りはアゲハチョウが多く見られたのだろうか。