閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

ウメの開花

2020-12-30 | 樹木・花木
梅や桜などの春の花は秋になると休眠し、一定の寒い期間を経ないと、暖かくなっただけでは開花しないそうだ。桜では休眠が深いためにそれが顕著だが、梅は休眠が浅いために桜に比べて眠りから覚める条件が緩く、寒い日がそれほど続かなくても少しでも暖かい日があると開花するそうだ。そのせいか、守山区の東谷山フルーツパークでは早咲き種の梅がチラホラ咲き始まっていた。ピンク色の梅は八重寒紅で、白梅は麝香梅という種類のようだ。
















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ロウバイ

2020-12-27 | 樹木・花木
愛知県でも新型コロナ感染症の陽性者がかなりの勢いで増えてきており、“過去最高”という言葉をニュースで聞くと、人とあまり出会わない野山や広い公園なら問題ないとはいえ、どうしてもつい出掛けるのを躊躇ってしまう。歳のせいか、最近はあらゆる行動がつい億劫になってきていることもあるかもしれない。いずれにしろ、ブログの更新がまた暫く空いてしまったので、新型コロナに感染したのではないかと疑われそうだから(笑)、たまにはアップデートしておかないといけないだろう。

先日、散歩がてらに出掛けた公園で咲き始まったロウバイの花だ。まだ蕾が多かったが、このところ朝晩は冷え込んでも昼間は10℃を超える日もあるから、気の早い蕾が開き始まったのだろう。ロウバイは中国原産の落葉低木で、日本には江戸時代初期に入ってきたという。今あちこちで見掛けるのは殆ど園芸種ばかりだろうが、中国では、ウメ、スイセン、ツバキとともに「雪中の四花」と呼ばれて尊ばれているそうだ。








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キタキチョウ

2020-12-11 | 昆虫
朝晩めっきり冷え込むようになったこの頃、虫の姿をあまり見掛けなくなったが、公園の生垣の葉陰で寒さを凌いでいるキタキチョウがいた。キタキチョウは年に5~6回羽化し成虫で越冬するから、冬でも暖かい日には飛び回っているのを見掛けることがあるが、寒い朝は気温が上がるまで葉陰でジッと待っているのだろう。





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