閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

ホトケノザ

2019-12-31 | 草花
道端で咲いていたホトケノザ。小さな花は何かの動物の頭や顔のようにも見える。あちこちに蔓延って、時には邪魔者扱いされる雑草でも実に綺麗な面白い形の花を咲かせる。













令和元年もいよいよ最後の1日になった。今年もあっという間に何となく過ぎてしまった1年だった。このブログも更新の間が空くことが多かったが、たぶん来年も時々の更新しかできないかもしれない。

それはさておき、2020年は東京オリンピックとパラリンピックがあるから、世の中はたぶん何ごとも落ち着かない慌ただしい年になりそうだが、平和で穏やかな年になって欲しいものだ。
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ハコベ

2019-12-28 | 草花
年末の寒さの中を道端でハコベの花が咲いていた。今年2月初めに載せたのと同じコハコベだろうか。雑草の花でも近寄ってよく見れば複雑な構造をしていて、自然の不思議さを感じる。花は数ミリくらいしかないが、10枚に見える花弁は、1枚が2裂しているから5枚だ。








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サザンカ

2019-12-27 | 樹木・花木
不覚にも年末になって風邪を引いた。幸いインフルエンザではなかったものの、師走の気忙しい時期に4日ほど寝込んでしまった。久し振りに公園を散歩してきたが、その時に見掛けたサザンカの花をいくつか・・・。










ハナアブやメジロが蜜を求めて忙しそうだったが、サザンカは花が少ないこの時期の貴重な蜜源なのだろう。







サザンカの傍で咲いていた四季桜は、このところの朝晩の冷え込みで、もう終わりに近いようだ。


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老鴉柿と四川常盤柿

2019-12-13 | 樹木・花木
親指の先くらいの大きさしかないロウアカキ(老鴉柿)という柿の実だ。ロウヤカキ(老爺柿)という別名もあるという。中国原産の渋柿で、庭木や盆栽などの観賞用として日本に入ってきたようだ。







ロウアカキとよく似ている中国四川省原産のシセントキワカキ(四川常盤柿)。甘柿だから食べられるそうだが、小さすぎて可食部はあまりないだろう。通常の柿のような落葉樹ではなく、常緑だから庭木や盆栽の他に生垣としても利用されるそうだ。ロウアカキもシセントキワカキも雌雄異株だという。


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イヌホオズキ

2019-12-02 | 草花
日当りのいい道端で咲いていたイヌホオズキ。たぶん外来種のアメリカイヌホオズキだろう。ナス科ナス属だから、小さな花や実は色や形がナスやトマトに似ているが、何んの役にも立たない雑草ということから、名前に「イヌ」と付けられてしまったそうだ。








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