閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

ルリシジミ

2023-07-29 | 昆虫
体温を超えるほどの猛暑が続くようでは、暑さのせいか蝶はあまり飛んでいないが、道端の笹の茂みにルリシジミがいた。直ぐに飛び去ってしまったから確かではないが、翅の表側の色が黒褐色のようだったから、これはたぶん♀だろう。♂の翅の色は青色をしている。





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アリグモ

2023-07-23 | 蜘蛛
アジサイの花や葉の上にいたアリグモ。体長はオスが5~6㎜で、メスはやや大きく7~8㎜くらいだ。これらはいずれも上顎が発達しているからオスだろう。蜘蛛なのにクロオオアリとかクロヤマアリのような蟻に擬態しているそうだが、頭や顔は蟻とは程遠いように思われる。蜘蛛の脚は4対8本で昆虫は3対6本だが、アリグモは一番前の脚を昆虫の触角に似せて浮かせ、6本足のように見せているから遠目には蟻にそっくりだ。








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ハラビロカマキリ

2023-07-14 | 昆虫
アジサイはほぼ終わりのようだが、咲き残っていたガクアジサイの花に小さな子供のハラビロカマキリがいた。カメラを近づけても逃げる様子もなく近寄ってきて、興味津々のようだった。仲間とでも思っているのかもしれない。








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ナナフシ

2023-07-07 | 昆虫
ナナフシの仲間のエダナナフシかナナフシモドキのように見えるが、手元の図鑑やネットで調べてみたものの、確かな名前は判らなかった。このブログでは、5年前の2018年6月25日にもナナフシを載せたが、それとは大きさも色も違うようだから、たぶん別の種類かもしれない。日本にはナナフシの仲間が十数種類いるようで、“七節” という名前のとおり、草や木の枝に擬態して外敵から身を守っているのだろう。ナナフシの多くは翅が退化したものが多いようだが、中には翅を持って飛ぶことができるものもいるそうだ。これは翅がない種類だが、大きさは10㎝くらいだった。体長の割に脚も長く動きも鈍かったので、小枝に擬態していても、鳥やトカゲ、カマキリなどの外敵は多いから、見つかれば直ぐに捕食されてしまいそうだ。そのためか、2枚目の画像のように、一番前の脚を前にいっぱい伸ばして大きく見せているつもりなのだろう。








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ウバタマムシ

2023-07-04 | 昆虫
去年も7月8日に載せたウバタマムシ。先月下旬に近くの公園を散歩していたら、どこかから突如飛んできて頭に止まったので、捕まえて近くの葉の上に移動させて撮ったものだ。ウバタマムシは松の枯れ木に穴をあけて産卵し、幼虫はその材を餌にして育つそうだが、卵から成虫になるまでに3~4年かかるという。





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ホタルガとシロシタホタルガ

2023-07-01 | 昆虫
ホタルガもシロシタホタルガもいずれも黒地に白い帯のコントラストが綺麗なマダラガ科の蛾の仲間だ。初めの2枚がホタルガで、後の2枚がシロシタホタルガだ。4年前の2019年7月17日に載せたように、前翅の白い帯模様の位置が微妙に異なり、V字形か直線状かの違いがあるが、互いに姿はよく似ているから遠くからは見分けがつきにくい。













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