閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

ドクダミ

2024-05-31 | 花・昆虫
我が家の庭の片隅で今年もドクダミの花が咲いた。茂り過ぎたから去年すべて刈り取ったのだが、残った根から芽が出てまた繁茂してしまった。ドクダミは、過去には9年前の2015年6月8日や他にもたびたび載せたことがあるし、去年も5月20日に書いたように、名前から有毒植物のように思われがちだが、まったく無毒な野草だ。葉や茎を揉めば独特の臭いがあるからあまり好まれる植物ではないが、臭いはあっても虫も寄ってくるし、花は小さくてもよく見ればけっこう綺麗だと思う。この日は前日の雨でモンシロチョウが朝まで雨宿りをしていたし、雨が上がったからさっそく訪れたであろうハナアブも来ていた。











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サトキマダラヒカゲ

2024-05-29 | 昆虫
サトキマダラヒカゲは、8年前の2016年7月3日や5年前の2019年8月11日にも載せたように、翅の地色が黄色味を帯びた褐色で波模様と目玉模様が混在する地味な色のタテハチョウ科の蝶だ。梅雨の前くらいから秋にかけて日陰の木の幹や枝に止まっているのを見掛けるが、いったん止まると長く留まっているから写真は撮りやすいが、翅を広げてくれない蝶だから、いつも翅を閉じた写真しか撮れていない。







褐色部分が多くやや黒っぽいのも見掛けたが、これもサトキマダラヒカゲの筈だ。模様は同じでも、翅の色にけっこう違いがあるが、雌雄の違いか、または春型と夏型の違いかもしれない。


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カワトンボ

2024-05-27 | 昆虫
豊田市の松平郷で見掛けた色が綺麗なカワトンボ。2015年6月17日に載せたように、平地で見られるカワトンボはニホンカワトンボとアサヒナカワトンボの2種類に分類されるそうで、これらはカワトンボには違いないとは思うが、いずれなのかは区別がつかない。








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タツナミソウ

2024-05-25 | 草花
タツナミソウはシソ科の多年草で、漢字では「立浪草」。花が “波立つ” ように咲くことに由来する名前だそうで、どれも同じ方向を向いて咲くのが面白い。本来の花色は青紫色なのだろうが、突然変異なのか人為的に改良された園芸種なのか知らないが、最近では白花種も時々見られるようだ。





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スイカズラ

2024-05-23 | 樹木・花木
ニンドウ(忍冬)とかキンギンカ(金銀花)の別名もあるスイカズラ(吸葛)。暫く前の2009年7月12日に載せたことがあるが、花は2つ並んで咲き、初めのうちは白いが、花が終わりに近づくと黄色に変わるから、同じ木に白色と黄色の花が混在していることがある。秋になると黒い実が生る。










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アジサイ

2024-05-21 | 樹木・花木
我が家の庭に植えてあるガクアジサイの花が少し色付いてきた。去年の5月30日に載せたものと同じ株だ。まだ咲き始めたばかりだから、綺麗な淡いブルーになるにはもう少し時間が掛かるが、去年と同様に来週後半から来月初めには色が揃って見栄えが良くなる筈だ。アジサイの花が見頃になると東海地方も鬱陶しい梅雨が近づくのだろう。











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ヤマボウシ

2024-05-18 | 樹木・花木
ヤマボウシは同じ仲間のハナミズキ(アメリカヤマボウシ)の花が終わった後に咲く。ヤマボウシは7年前の2017年6月7日にも記したように、白い花びらのように見えるのは総苞片で、実際の花は中央部分の球状になった部分が小さな花の集合体だから、この画像ではまだ蕾の状態だ。これらの粒状の蕾が開いてが咲くと、ヤマボウシの花粉を好物にしている小さなカツオブシムシが花に集まってくる。





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コデマリとテントウムシ

2024-05-16 | 花・昆虫
公園のコデマリの花にテントウムシがいた。花粉を食べているように見えたが、ナナホシテントウは幼虫も成虫もアブラムシを餌にしているから、茎や葉にいるアブラムシを探していたのだろう。白い花に赤いテントウムシはよく目立つ。





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ヤブデマリ

2024-05-12 | 樹木・花木
今月初めに豊田市内の道端で見掛けた花だが、ヤブデマリのようだ。直ぐ手前に小川が流れていて傍まで近づけなかったため、対岸からは同じガマズミ科の仲間であるオオカメノキのようにも見えたが、花や葉の様子からヤブデマリで間違いないと思う。白い花弁のように見えるのは装飾花で、中央部分の小さな粒状に見えるのが花だが、ちょうど見頃になっていた。








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ネモフィラとミツバチ

2024-05-09 | 花・昆虫
近くの公園で咲いていたネモフィラにミツバチが来ていた。蝶でも飛来しないかと待っていたが、蜜を吸いに来るのはミツバチが殆どだった。少し前にミツバチが減ったという話があったが、今ではけっこう多いように思う。やはり西洋ミツバチが多数を占めているが、たまに日本ミツバチも見掛ける。最後の画像に写っている背中が黒っぽいのは日本ミツバチではないかと思う。








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ベニシジミ

2024-05-06 | 花・昆虫
年に数回羽化するから、寒い時期以外は普通によく見掛けるベニシジミ。春型と夏型がいて、翅に濃い褐色の部分が多い夏型よりも、オレンジ色がよく目立つ春型の方が色が鮮やかで綺麗だと思う。幼虫で越冬し、食草は道端や空き地、河川敷などあちこちに生えているスイバやギシギシなど。





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ダイミョウセセリ

2024-05-04 | 昆虫
公園のシロツメクサで吸蜜していたダイミョウセセリ。黒褐色に白斑がある地味な色のセセリチョウの仲間だ。3年前の2021年4月27日にも載せたように、若狭湾と伊勢湾を結んだ地域を境にして、後翅の白斑模様の違いから関東型と関西型に分かれるそうだ。画像はいずれも同じ個体で、関東型のようにも見えるが、両者の境界でもある東海地方には中間型がけっこういるのではないだろうか。雌雄は色も大きさも同じだから、まったく区別がつかない。








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アオスジアゲハ

2024-05-01 | 花・昆虫
公園の草むらで飛び交っていたアオスジアゲハ。他の蝶よりも飛び方が俊敏だから、吸蜜中でないと写真に収めにくいが、ハルジオンと思われる花に集まってきていた。春から秋にかけて4~5回羽化するそうだから、この時期はあちこちでよく見掛ける蝶の一つだ。








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