閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

カキドオシ

2020-03-31 | 草花
道端で咲いていたカキドオシ。ムラサキサギゴケとよく似ているが、カキドオシはシソ科の蔓性多年草。垣根を越えて隣地まで通り抜けるほど蔓延る雑草だから、漢字では「垣通し」と名付けられたという。レンセンソウ(連銭草)とかカントリソウ(癇取草)という生薬名がある薬草でもあるそうだ。








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ユキヤナギ

2020-03-25 | 樹木・花木
公園のユキヤナギが咲きだした。バラ科なのに名前にヤナギと付いているが、枝は垂れて、花後の葉はやや細長く小さいながらもヤナギのようで、満開時には花が密生して咲く様子が雪のようだということから“雪柳”と名付けられたという。東海地方では桜の開花に合わせたように、ちょうどこの時期に咲き始まる。











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オオイヌノフグリ

2020-03-23 | 草花
先月6日に続いて再びオオイヌノフグリ。暖かくなって花の数が増えてきた。道端の雑草とはいえ、群生していると綺麗だ。








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タチイヌノフグリ

2020-03-22 | 草花
先月2日に載せたオオイヌノフグリや今月7日に載せたフラサバソウと同じ仲間のタチイヌノフグリ。ヨーロッパやアフリカ原産の外来雑草で、日本には明治時代に入ってきたようだ。花は非常に小さいから、道端に生えていても目を凝らさないと見つけにくい。











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ハコベ

2020-03-21 | 草花
今月初めの6日にも載せたハコベだ。ハコベにもいくつかの仲間があって見分けがつきにくいが、前回載せたのはミドリハコベで、これは茎の色や花の様子からコハコベではないだろうか。いたるところに生えている雑草ではあるが、ビタミンなどの栄養が豊富だそうで、春の七草のひとつになっている。











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オランダミミナグサ

2020-03-20 | 草花
果樹園で群生していたオランダミミナグサ。100年ほど前に日本に入ってきたらしいヨーロッパ原産の外来雑草だ。葉がネズミの耳に似ていることが「耳菜草」の名前の由来だという日本固有のミミナグサもあるようだが、日本産は外来種に圧倒されて今ではあまり見掛けなくなってしまったとか。











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ヒメオドリコソウ

2020-03-17 | 草花
朝の光が僅かに差し込む薄暗い道端で咲いていたヒメオドリコソウ。日本には明治時代に入ってきたというヨーロッパ原産の雑草だが、花は綺麗で可愛くても、道端や空き地だけでなく田畑にも蔓延ってきているから、農家にとっては厄介者だ。











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フラサバソウ

2020-03-07 | 草花
フラサバソウは2017年3月18日にも載せているが、ヨーロッパ原産の外来種でオオイヌノフグリタチイヌノフグリと同じオオバコ科クワガタソウ属の仲間だ。花はかなり小さく青色もあまり鮮やかでないから、道端で咲いていても殆ど目立たない。








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ハコベ

2020-03-06 | 草花
ハコベは昨年末の12月28日に載せたから二番煎じになってしまうが、ブログネタがない折から、先週初めに別の場所で撮った画像をあらためて載せておくことにする。








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タネツケバナ

2020-03-05 | 草花
また公園の散策路脇で見掛けた雑草をいくつか・・・。

タネツケバナにもいろんな種類があるし、もしかしたら自然に交雑したのもあるかもしれないが、開花時期や花と実、葉の様子などからミチタネツケバナではないだろうか。1月21日に載せたナズナと同様、道端や空き地に生える地味な雑草だ。普通のタネツケバナは在来種だというが、ミチタネツケバナはヨーロッパ原産の帰化植物だそうだ。タネツケバナもナズナも、去年5月に載せたツマキチョウの食草だ。








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サンシュユ

2020-03-03 | 樹木・花木
新型コロナウイルスがあちこちで拡散しているというので、交通機関を利用して混雑した場所に行くのは避けているが、家でずっと引き籠っているわけにもいかず、最近はもっぱら近くの公園が閑人の暇つぶし場所になっている。

このところの暖かさのせいか、サンシュユの蕾が膨らんできた。満開になるにはもう少し時間が掛かりそうだ。サンシュユは江戸時代に中国や朝鮮半島から薬用植物として日本に入ってきたそうで、秋にはグミに似た赤い実が生り、それを乾燥して生薬にするという。








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