ダイミョウセセリは何かに止まる時には翅を完全に広げて止まるから蛾と間違われることがあるというが、先月末に載せた
ミヤマセセリと同じセセリチョウの仲間だ。雌雄は同色で大きさも形も同じだが、翅の白斑模様が前翅だけにあって後翅にはない関東型と後翅にも帯状の白斑模様がある関西型がいる。名古屋周辺では
関東型が多いように思うが、関東と関西の中間地だから
関西型と思われるものもたまに見掛けるし、どちらかはっきりしない
中間型と思われるようなのも見掛けることがある。年に3回くらい羽化し、秋に生まれた幼虫がそのまま春まで越冬して、ヤマノイモやオニドコトなどの葉を食べて育つそうだ。