閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

ヒメコスカシバ

2020-10-31 | 昆虫
曇った日の日蔭だったから画質があまり良くないが、ヒメコスカシバのようだ。ゲンノショウコの花で吸蜜していた。名前のとおり、翅が透けている体長1㎝ほどの小さな蛾で、初夏から秋にかけて見られるという。柿や栗の幹や枝に被害を及ぼす害虫だから、果樹農家には嫌われているようだ。姿から推測すれば、蜂に擬態して外敵から身を守っているのかもしれない。








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ホシホウジャク

2020-10-30 | 昆虫
この1か月ほどの間にあちこちで出会ったホシホウジャク。去年の10月11月にも載せたように、ホバリングしながら花の蜜を吸う蛾の仲間だ。ヒガンバナに止まっていたのは、ジッとしたまま動かなかったので死んでいるのかと思ったが、このあと急に飛び去ったので、夜はたぶんここで寝ていたのかもしれない。飛翔中に目立つ後翅の黄色が前翅の陰に隠れて見えないが、翅の模様からホシホウジャクだろう。







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ハゴロモの外来種

2020-10-29 | 昆虫
去年の7月12日にも載せたことがあるが、主に東南アジアに生息しているらしいというハゴロモの外来種が最近あちこちでよく見掛けられるようになった。日本各地でかなり増えてきているのかもしれない。6年前に載せたアミガサハゴロモと大きさはほぼ同じで色が違うだけの“そっくりさん”だ。










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モンキチョウ

2020-10-22 | 昆虫
昨日のツマグロキチョウやキタキチョウと同じ仲間のモンキチョウ。前翅と後翅の裏側にそれぞれ黒色と銀色の紋があるのが名前の由来だろう。幼虫で越冬し、食草はシロツメクサなどのマメ科植物。





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ツマグロキチョウ

2020-10-21 | 昆虫
ツマグロキチョウは、どこでもよく見掛けるキタキチョウモンキチョウのように翅全体が黄色い蝶だが、前翅表側の先端が黒いからそう名付けられたのだろう。棲息数が減っているようだから、名古屋周辺では出会う機会はキタキチョウやモンキチョウほど多くはない。幼虫の食草であるカワラケツメイはどこにでも生えているというわけではないから、それが数が少ない要因の一つなのかもしれない。成虫で越冬するという。








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オオセイボウ(2)

2020-10-18 | 昆虫
昨日載せたのとは別の場所で暫く前に見掛けたオオセイボウ。花が終わったフタバムグラに留まっていたが、もう実になっていたので吸蜜しているように見える姿がどうも不可解に思えた。僅かに蜜の香りが残っていたのか、それとも何かの栄養を摂っていたのだろうか。





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オオセイボウ(1)

2020-10-17 | 昆虫
公園の花壇に植えられているローズマリーの花でオオセイボウが吸蜜していた。名古屋周辺では涼しくなった今頃になるとよく見掛ける小型の蜂だが、最近は数が減ってきているようだ。成虫は自ら巣を作らない寄生蜂で、スズバチトックリバチなどの泥でできた巣に穴をあけて卵を産み付け、孵化した幼虫はその巣の中で育つという。漢字では「大青蜂」と書くそうだが、文字どおりメタリックブルーの綺麗な蜂だ。








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ウラナミシジミ(2)

2020-10-15 | 昆虫
昨日載せたのとは別の場所にいたウラナミシジミ。1枚目の画像はあとの2枚とは別個体だが、翅の表側の青色部分が多いようだから、たぶん♂だろう。は青色が少なく褐色部分が多いはずだ。








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ウラナミシジミ(1)

2020-10-14 | 昆虫
公園の花壇のサルビアの花に来ていたウラナミシジミ。この辺りでは秋が深まってくるとよく見掛けるようになるが、寒さには弱いようで、寒冷地では越冬できないという。幼虫の食草はハギやクズなどのマメ科植物だ。











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ウラギンシジミ

2020-10-13 | 昆虫
公園の散策路脇の石の上に止まっていたウラギンシジミ。翅の裏側が銀色だから名前がウラギンシジミとなったようだ。飛び方は素早いが翅の銀色がよく目立つから判別はしやすい。翅を広げてくれなかったが、2枚目の画像に見えるように、翅の間から表側のオレンジ色が僅かに見えていたから、これは♂の筈だ。♀はオレンジ色の部分が青みがかった灰色をしている。成虫で越冬するから、春先から秋までよく見掛ける。幼虫の食草はクズやフジなどのマメ科植物で、葉ではなく花や蕾を食べるという。








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ベニシジミ

2020-10-12 | 昆虫
早春から晩秋までどこでも普通によく見掛けるベニシジミ。前翅は表側も裏側もオレンジ色に黒い斑点と黒褐色の帯があり、後翅は表側と裏側で色が異なり、表側は黒褐色にオレンジ色の帯模様があるが、裏側は灰色に黒い斑点と先端に表側と同様のオレンジ色の帯模様がある。ベニシジミはこのブログにはたびたび載せたことがあるが、春型と夏型で色がやや異なり、春型はオレンジ色が鮮やかで、夏型は褐色が強くあらわれて黒っぽく見える。今頃の時期には春型も夏型も両方が混在するようだから、1枚目の画像はもしかしたら春型のベニシジミかもしれない。幼虫で越冬し、その食草はスイバやギシギシ。








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アサマイチモンジ

2020-10-11 | 昆虫
木々の辺りをひらひらと飛んでいたアサマイチモンジ。コミスジなどと同じ仲間でイチモンジチョウメスグロヒョウモンともよく似ているが、翅の模様からこれはアサマイチモンジだろう。羽化は年1回だから見掛ける機会はそれほど多くない。幼虫の食草はスイカズラなどで、幼虫で越冬するという。








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アサギマダラ

2020-10-04 | 昆虫
10月になって今年もまたアサギマダラを見掛けるようになった。愛知県森林公園の北門に通じる道路脇のヒヨドリバナに来ていたアサギマダラだが、暫くこの辺りに留まってから南の方に渡って行くのだろう。











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ヒメウラナミジャノメ

2020-10-02 | 昆虫
公園で見掛けたヒメウラナミジャノメ。春から秋まで全国どこでも普通によく見掛ける蝶だ。幼虫で越冬し食草はススキなどのイネ科植物。








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