全国で普通によく見られるスズメだが、最近は見掛ける機会が減ったように思う。住宅地では家の形態が洋風化して、巣作りする場所が少なくなってきたことが原因の一つらしい。性格はけっこう神経質なのに、人の住んでいない場所にはスズメが棲まないというくらい人々の生活に密着して共生している野鳥だ。雌雄同色だからメスとオスの区別はつかない。
下の画像では、右側にいる方は遠目ながら身体がちょっと小さめで嘴がまだ黄色く見えたので、まだ幼鳥なのだろうと思ったが、よく考えてみれば、スズメがこの時期に繁殖するとは思えないから、何かの黄色い実でも食べた後なのかもしれない。
カワラヒワはスズメよりやや小さく、雌雄はほぼ同色。高い木の天辺で綺麗な声で鳴いていたが、直ぐに飛び去ってしまったので、画像はこの1枚しかない。