閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

ヤマトシジミ

2024-08-31 | 昆虫
ヤマトシジミは普通によく見掛けるシジミチョウで、後翅裏側には黒い斑点模様が多く、一昨日に載せたツバメシジミのような尾状突起や橙色の斑点がない。翅の表側の色は基本的にはオスが青色でメスは黒っぽい灰色だが、ツバメシジミに比べれば色が地味で、羽化した時期によって季節差がかなりあるように思う。この画像では、交尾中だったので翅を広げてくれなかったために色の違いは比べられなかったが、体型の大きい方がオスで小さい方がメスのはずだ。





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ツバメシジミ

2024-08-29 | 昆虫
前回は2年前の7月に載せて以来だが、今月初めに公園の花壇で見掛けたツバメシジミ。後翅の尾状突起や橙色の斑点模様は3日前に載せたムシャクロツバメシジミと似ているが、翅全体に見られる黒い斑点が小さく、橙色の模様が目立つ。今回は翅を広げてくれなかったが、ツバメシジミは翅の表側は、2019年6月11日の画像のように、オスは綺麗な青色でメスは地味な灰褐色をしている。





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ムシャクロツバメシジミ

2024-08-26 | 昆虫
去年の9月24日に載せた外来種のムシャクロツバメシジミを今年も近くの公園で見掛けた。10年ほど前に日本で初めて観察されて以来、温暖化の影響なのか、越冬しながら日本各地に広がっているのではないだろうか。


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ヘクソカズラ

2024-08-24 | 草花
去年も9月7日に載せたが、ヘクソカズラは漢字では「屁糞葛」と書くから、今月6日に載せたワルナスビと同様に、変な名前を付けられてしまった代表格の雑草だろう。日本の在来種だそうで、この時期に民家の垣根や道端の樹木などに絡み付いて小さな綺麗な花を咲かせているのをよく見掛ける。花には小さな虫がけっこう集まってくるし、名前ほど悪い匂いがするとも思えない。





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ツマグロヒョウモン

2024-08-21 | 花・昆虫
愛知県森林公園南口の花壇に植えられているヒマワリに来ていたツマグロヒョウモン。最初の画像では吸蜜していたメスにオスが求愛しているようだったが、メスが食事に忙しい時にはなかなか巧くいかないようだ !?。





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オオセイボウ

2024-08-19 | 昆虫
昨日のルリモンハナバチと同じ日に同じオミナエシの花に一緒に来ていたオオセイボウだが、この蜂も金属光沢のある青緑色が綺麗なセイボウ科の蜂だ。このブログでは、前回は4年前の2020年10月17日に載せたが、他にも2019年9月13日2017年9月2日2014年9月13日など、たびたび載せているので、併せてご参照のほど。





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ルリモンハナバチ

2024-08-18 | 昆虫
愛知県森林公園南口の花壇に植えられているオミナエシの花にルリモンハナバチが来ていた。ナミルリモンハナバチとも言うようで、このブログでは今までにもたびたび載せてきたが、去年は10月12日に載せたように、主に夏から秋にかけて訪花し吸蜜する青い綺麗なミツバチ科の蜂だ。数が減ってきているようで、県によっては絶滅が危惧されているそうだ。位置がやや遠かったので、画像を少しトリミングしたため、過去に載せた画像に比べてやや不鮮明になってしまった。





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チャバネセセリ

2024-08-16 | 昆虫
ヒャクニチソウに訪花して直ぐに飛び去ってしまったので、この画像だけでしか判断できないが、翅の模様から2年前の2022年11月2日に載せたのと同じチャバネセセリのようだ。これから秋にかけてよく見掛けるようになるセセリチョウの仲間だ。





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ハラビロカマキリ

2024-08-14 | 花・昆虫
ハラビロカマキリの子供のようだが、キバナコスモスの花でカメムシらしき小さな虫を捕食中だった。捕まえてから食べ終わるまでそう時間が掛からなかったから、かなり空腹だったのかもしれない。ハラビロカマキリは、このブログではアジサイの花にいる幼虫をたびたび載せたことがあるが、卵は卵嚢の中で保護されて越冬し、暖かくなると孵化してたくさんの幼虫が出てくる。成虫になれば、両側に一つづつの斑紋がある翅が生えて数センチの体長になるが、名前のとおり腹の部分が広いのはメスだけで、オスはメスに比べれば体型はスマートだ。








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コムラサキ

2024-08-11 | 昆虫
愛知県森林公園の北門入口で見掛けたコムラサキ。連日の猛暑で蝶も活動が鈍いのか、近寄ってもジッとしたまま動こうとしなかった。3年前の2021年9月12日にも載せたが、名前のとおり翅の紫色が綺麗な蝶だ。





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サルスベリ

2024-08-10 | 樹木・花木
去年も8月12日に載せた我が家の庭で咲いているサルスベリの花だ。木は小さいが今年もよく咲いている。漢字では“百日紅”と言うように、花期は長いし色が鮮やかだから真夏のこの季節にはよく似合う。何とも言えない独特の姿をした花弁と黄色の蕊が面白い。





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アサガオ

2024-08-09 | 草花
夏休みの宿題なのか、孫が庭で育てているアサガオの花が咲いていた。体温を上回るほどの猛暑日が続いていると近くの公園にすら行く気力も失せてしまうし、熱中症の危険を避けるためにも、このところ新型コロナ騒動の頃のような外出自粛状態になっているから、我が家で咲いている身近な花を載せておくことにする。アサガオはヒルガオやサツマイモと同じヒルガオ科サツマイモ属だから、どれもよく似たラッパ状の花を咲かせる。花は小さいが去年10月に載せたマメアサガオホシアサガオも同じ仲間だ。











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ワルナスビ

2024-08-06 | 草花
かの有名な牧野富太郎博士が日本での発見者であり名付け親でもあるが、変な名前を付けられてしまった植物の一つだろう。名前のとおり、葉や茎に棘があり駆除が厄介な有毒の外来雑草で、要注意外来生物に指定されている。去年の9月19日にも載せたが、名前に違わず花はけっこう綺麗だと思う。





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カリガネソウ

2024-08-04 | 草花
公園の片隅の自然風に仕立てられた花壇に植えられていたカリガネソウ。シソ科の多年草だそうだが、実に面白い形の花だと思う。青い地色に白斑模様のある花弁に花蜂などの虫が止まると、雄蕊が虫の重みで上から垂れ下がってくるので、花粉が自ずと虫の背中に付着し他の花へと運んでもらうという仕組みのようだ。植物がどうやってこんな上手い仕組みを考えるのか、余計な心配ながら実に不思議だと思う。







3枚目のこの画像では、花がどういう訳か、上下逆向きに咲いていたので、これでは虫が来ても背中に花粉が付かないのではないかと思う。


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キイトトンボ

2024-08-02 | 昆虫
池や川、湿地などから離れた林の中で見掛けたキイトトンボ。イトトンボの仲間は明るい水辺近くにしかいないと思っていたから、こんな日当たりがよくない林の中にもいるのだと驚いた。1枚目はオスで、2枚目はメスかと思ったが、頭から背中の部分がまだ茶色っぽいから、もしかしたら未成熟の個体かもしれない。





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