愛知県森林公園で咲いていたミゾカクシ(溝隠)だが、アゼムシロ(畦筵)という別名もあるそうだ。田圃の溝や畦道に生えて繁殖力が旺盛なことが名前の由来らしい。キキョウ科の花とは思えないが、サワギキョウの仲間だと言われれば、「なるほど」と思える。花は小さく、1cmくらいしかない。
愛知県森林公園で咲いていたミゾカクシ(溝隠)だが、アゼムシロ(畦筵)という別名もあるそうだ。田圃の溝や畦道に生えて繁殖力が旺盛なことが名前の由来らしい。キキョウ科の花とは思えないが、サワギキョウの仲間だと言われれば、「なるほど」と思える。花は小さく、1cmくらいしかない。
多治見市の「かさはら潮見の森」の薬草園で咲いていたセイヨウサワギキョウ(西洋沢桔梗)だ。ネームプレートには「セイヨウサワギキョウ」と書いてあったが、北米原産のベニバナサワギキョウ(紅花沢桔梗)と同じものなのだろうか。花はサワギキョウと同じような形をしているが、サワギキョウより小さく、目の覚めるような真っ赤な色が印象的だ。
花の形は普通のキキョウとは異なるが、サワギキョウ(沢桔梗)もキキョウの仲間だ。湿地などの湿ったところでよく見掛ける。下側に3裂した花弁と上部2枚の花弁の配列が、虫が集まってくるのを待っているようで面白い。中央上部に長く突き出ているのは雄蕊だそうだ。
キキョウ
2008-09-09 | 草花
キキョウは秋の七草の一つで、今までにたびたび掲載した花だが、ひるがの高原の「分水嶺公園」でピンク色のちょっと変わったキキョウを見掛けた。キキョウの花は青紫色が多く、たまに白色も見掛けるが、ピンク色の花は初めて見た。公園の草むらに生えていたが、たぶん品種改良され園芸種なのだろう。