長いような短いような・・・

父はあっという間に旅立ってしまい、
家族のだれも看取ることはできなかったけれど、
それはそれは安らかな顔で、
もう、それだけで、私たちは救われました。

葬儀には四国から義妹が来てくれました。
彼女がいると、マリの父ちゃんはちょっと優しくなります。
私も大歓迎なんだけど、
日頃ズボラに暮らしている主婦は大変でした。

実家のこともほったらかしで、
水回りの掃除、部屋の片づけ、布団の準備・・・

なんせ、お泊りのお客様は１４年ぶりなんだもの。

で、一番喜んだのはマリ。
なんと、淳ちゃん（義妹）と一緒に寝てました。

もう、１週間たちました。
明日から会社

毎日眠くて仕方ない・・・

長いような短いような秋の日々

ずいぶんとご無沙汰していました。

まず、先週の水曜日の夜は俳優をしている同級生、
及川いぞう君を囲む会に行って、楽しいひとときを過ごしました。

でも、厳密に言えば、及川君も私も皆の話に入れず、食べてばかり。
どうも同窓会の話題についていけない・・・（でも楽しかったよ）

で、みんなのパワーに負けたのか、
翌朝ひどいめまいと嘔吐でダウン。
お酒も飲んでなかったのに・・・
確かに疲れが溜まってました。

木曜日は薬を飲んでひたすら吐き、眠りました。
そんな時、父が熱を出したと知らせがあったけど、
この日は義妹と母に行ってもらいました。

金曜日も仕事を休み、布団の国でごろごろ。

父の熱は上がったり下がったり。

土曜、日曜もめまいの薬を飲みながら、
ふらふらと過ごしたような・・・
あんまり記憶がないです。

ただ、日曜日の午後、
また父の熱が出たので母を連れて行きました。
夕方には熱が下がっていて、
父は好物の柔らかい柿を少しと小さなみかんを一房、
施設でいただいたおやつのスイートポテトをほんの一口食べました。

そして、汗をかいていたので、座って暖かいタオルで身体を拭いてもらい、
「あー気持ちがいい！」と喜んでいました。

夕食前だったけど、父は疲れたので眠りたいと言い、
「また明日ね」と別れて帰りました。

その日の夜、アイロンをかけ終わった頃、
救急車の音が鳴り響き・・・
しばらくして電話がかかってきました。

今でも思い出すと心臓がバクバクします。