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GSゲルマニウム原人の退屈な日々

見わたせば、気になることばかりなり・・

ブルースセッションでもどう?

日本橋たいめいけん:カツ弁当

2008年11月05日 09時13分52秒 | 美味しい?物とか
二日続けての「たいめいけん」であった。

まぁ十八・九の頃は毎日のようにたいめいけんでお昼ご飯を食べていたからどうって事はないけれど。当時はあの有名な玄関先で立ち食いラーメンか1階で昼のランチ(特にレバーカツ)だったけれど今回は初日は「チキンカツ」

たいめいけんのチキンカツはモモの所かなぁ、端っこに骨をつけたまま薄く開いてカツにしていると見た。なので皿の上にはうすべったいけれど骨付きのギャートルズチックで団扇みたいなものが登場する♪下味も良い具合で上げ方も軽やか、結構年齢を重ねているご婦人でも軽々と食べられるほどライトで美味い!ライスが付くからおなじみのコールスローとボルシチを付けても1000円でおつりが来るというリーズナブルさ!

で、これは昔は知らなかったメニューていうか有ったのかなぁ……。「カツ弁当」って書いてあるから幕の内弁当みたいなものに入っているカツライスかと思っていたらなんと「カツ重」だった♪まさかたいめいけんにカツ丼(重だけど)があるとは知らなかったなぁ。

カレーなんかにつかう玉ねぎをじっくり炒めた風の飴色のあまい玉ねぎがチョットのっていて、比較的薄目のロースカツを玉子でとじた王道のカツ重なんだけれどこれもカツ自体が軽く揚げられているし出汁の味付けも濃すぎないから重く無くって食べやすい。まぁあえて言うなら「カツ重」って器が食べにくいから好きじゃないっていうくらい♪丼にして欲しいけれど洋食屋だからそれも似合わないしね。

東京の洋食屋の特徴ってこの「ライトさ」じゃないかな、多くがフライ料理をメインにしているけれどどこのお店(老舗洋食屋)にいっても軽い。よく東京の食べ物は味が濃いとかって薄味地方の人たちは言うけれど古くからの東京ッ子が行く店って大体が「軽味」だよね、味付けはしっかりされているけれど。

根っからの東京ッ子は重い味が苦手なんじゃないかなぁ……寿司はもちろん、ウナギだって蒸しをかけて軽く仕上げている、伝統的な東京ラーメンもそうだよね。
江戸っ子とかじゃなくって「東京ッ子」とくに明治から昭和の初めくらいな東京者は軽味(かろみ)、洒脱がカッコイイとされたんだろうなぁ。落語の噺家や歌舞伎の役者もそうだしね。

ただ、それを上手に出来ないと軽佻浮薄?安っぽいって感じになるから難しいんだよね~。

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