GSゲルマニウム原人の退屈な日々

見わたせば、気になることばかりなり・・

ブルースセッションでもどう?

はやりもの

2011年08月16日 08時52分04秒 | 徒然なるままに
一斗缶ブームの今日この頃である。

18リッターのブリキ製の四角い缶…個人的なイメージでは(地域性もあるのか)上記写真のような天板部分は取っ手が着いていて円い特殊なキャップが取り付けられている。

そう言うイメージ…小学生の頃、この特殊な金属製キャップをみんなほしがったものさ。



真ん中のへその部分を押すと「ポン」と爪が開く、そしてそのフタを手で包み込んで握ると「パチン」といい音がして爪が閉じる。この音のする不思議な物体をみんな手に入れたくって、近所の塗装屋や燃料屋、あるいはうちの近所にあった「ゴローんち」に行って隙を見て盗む。

ゴローは2コくらい年下で、彼の家は「ドラム缶屋」と呼ばれていたけれど、ようするに「缶の洗浄屋」だった。親父さんもゴローもチビで、ダレよりもチビだった私よりチビだったから「そうとう」なものだ。

結構いい歳になって、仕事上のことか指を何本か失っていつも包帯でぐるぐる巻きにしていたが、どういうきっかけか知らないけれど「再現ドラマ役者」で時々見かけるようになった。(本当は怖い家庭の医学とかの患者役)

まぁどうでも良いことだけれど。

なので、地元では一斗缶というと液体を入れる容器で「灯油」や「洗浄油」「ワックス」などがコレで流通していた。

最近流行の「一斗缶」は天板部分が四角いままガバッとはずれるタイプのようで、小学校の木の床にひく蝋のような茶色のワックスや業務用のバターピーナッツとかが(どっちも見た目が似ていたので印象が強い)入っているのをよく見かけた。

最近では「壊れせんべい」とかがコレで流通しているらしいね。

しかし、一斗という単位がいまだに何の疑問もなく使用されているのも面白い。

18L…一時期この業界では「5ガロン」という円筒形のバイク屋とかで椅子代わりにも使っているカッコ良い奴をはやらそうとしたみたいだけれど1ット缶の方が四角くってきれいに積めるものだから、多分思ったほど主役になれなかったみたいな感じだ。

でも5ガロン缶と18L缶をあわせて5月18日を「18リットル缶の日」と「全国18リットル缶工業組合連合会」が決めたとか♪なかなか、ここのHPの一斗缶蘊蓄は面白い、人が運べる最大量が一斗なんだって!5ガロンは19Lなのでちょっと重いね。なんとなく馬力のあるアメリカ人サイズって言うイメージだな。

まぁ一斗缶には色々なものを入れて運んだり保存したりするにはもってこいのものだけれど…あんまり世間に迷惑になるようなものを入れたまま道ばたに放置とかはしないで欲しいね。
コメント (2)
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