GSゲルマニウム原人の退屈な日々

見わたせば、気になることばかりなり・・

ブルースセッションでもどう?

むぁぃにち むぁぃにち

2006年10月12日 08時30分05秒 | 美味しい?物とか
さて、昨日のたこ焼きに続いて今度は鯛焼きだが。

たこ焼きは大まかにもともとどんどん焼き、お好み焼き系の生地をくぼみのある鉄板で焼くようになった「チョボ焼き」がルーツの一つだと言われています、くぼみのある鉄板に関しては明石焼き(卵焼き)の明石で人造珊瑚の工芸品「明石玉」の製造に使われていた物とか。明石玉製造の為には玉子の白身を大量に使う為に黄身が余ったことから明石焼きが誕生したなど諸説がありますが、この明石焼きには蛸の足に比べて比較的安価だった頭の部分を具に使っていたようです。

で、同じような時期にチョボ焼きの発展系で「ラジオ焼き」というコンニャクやすじ肉を具にした物があった。またこのラジオ焼きというネーミングも凄いですが、まぁ新しいハイテクなって言うような意味合いだったのでしょう。
あるとき明石から来ていた客の一人が言った「明石では蛸を入れてる」の一言からラジオ焼きがたこ焼きに変化していったというのはどうやらほぼ間違いないようです。

さて、では鯛焼きは?

おそらく今川焼きや人形焼きがまず最初にありきだと思います。今川焼きは江戸は神田の今川橋で売られていた物、人形焼きも人形町で売られていた物(今でも重盛など有名店があります)どちらも鯛焼き以前からあった物のようです。
現在確認出来ている限りでは麻布十番のあの泳げたいやき君の歌でも有名な「浪花屋」が100年程前に今川焼き屋を始めたが丸いばっかりで面白くない、いっそ尾頭付きの鯛の形にしたら縁起も良いということで始めたと言われていますが、すくなくとも現存する鯛焼き屋では一番古いので今のところその説が主流となっています。

鯛焼きの場合、必ず話題になるのがしっぽにアンコが必要かどうか。しっかりしっぽの先まで餡が入っていることを良しとする方も多いようですが、私はしっぽの部分はかつてのアイスクリームにウエハースのような口直しの為に生地だけで餡の入っていないものが好きですね。

ところがこの今回食べた鯛焼きは背中の部分からしっぽにかけてアンコが入っていて肝心のお腹の部分がウエハース状態、おじさんアンコ入れるところ適当すぎ(^^;)

いや!もしかしたら海腹川背という言葉があるくらいですからこれは背中に脂ののった川に住む特別な鯛なのか?
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする