GSゲルマニウム原人の退屈な日々

見わたせば、気になることばかりなり・・

ブルースセッションでもどう?

シュラシュシュシュ

2006年10月11日 08時30分28秒 | 酒いろいろ
毎月10日は縁日

虎ノ門には金比羅神社があって10日が縁日なのだ、この金比羅さんはなかなか歴史が古くて元々四国丸亀藩の江戸屋敷に奉られていた物らしい。いわゆる赤坂の豊川稲荷のように屋敷神のように奉られていたものが流行神となって庶民も参拝出来るようになったものって言うことだ。
そのため、今では虎ノ門何丁目という単純な地名になっているけれど昔は「芝琴平町」と呼ばれていた。

有名な金比羅ふねふねの讃岐の金比羅さんは元々は大物主という有名な大国主命の魂のような存在で、あるときには同一視されたりもする神様を奉っていたとされている。想像の範囲だけれど古代の山岳信仰や自然信仰の一つとして「象頭山」という象徴的な山が神格化されていたところに大和からの神話が入り込んだのだろう。

そして、仏教思想が新しい知識として入ってきた時にいわゆる「本地垂迹説」によって当時は今より瀬戸内の海が山の麓まで入り込んでいたことからインドの水の神「クンビーラ」というガンジス川のワニが神格化された仏教の守護をする十二神将の一人を奉るようになったようだ。そのため漁業や海運業関係の信仰が厚く讃岐はもちろん虎ノ門の神社にも正月や大祭の時には大型バスで参拝に来たりもしている。

最近、神社にあった古いビルを建て直して凄くでっかいビルになったのだが、境内はまだちゃんとあって縁日にはお店が出る。たこ焼きやお好み焼き、今日始めてみたのは広島風お好み焼きの店だ。ただ、具に桜エビが入っていたので残念ながら断念したのだけれどちょっと食べてみたいじゃないか。もちろん大阪にはない大阪焼きやベビーカステラもでていた、3時のおやつ用に会社の人に鯛焼きを買ってもらって私は食後のデザートに「たこ焼き」を購入。

ちょっとこのたこ焼きはカリッともしていないしトロッともしていない今時縁日の店としても駄目な部類に入るたこ焼きだった。愛宕神社のほうずき市のときにでるたこ焼き屋は美味しいのに。まぁそれでも久々のたこ焼き……えっと~1ヵ月ぶりくらいかな、なのでとりあえず満足満足。

霞ヶ関虎ノ門などという中枢の街に金比羅さんが奉られていて、縁日もちゃんとあるって言うのがなんかまだ日本も捨てたもんじゃないでしょ?って言っても良いかなと神道マニアの私は思ったりして(^_^)v
コメント (3)
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