深*龍宮の使いのブログ

色々なことを書いていきたいと思います、よろしくお願いします。

サラリーマン重視から、自営業重視へ、(修正あり)

2007-09-05 12:12:23 | 社会

    どうもこんにちは

 

  九月に入ってなんだか大雨が降っていますけど、政治のほうでも色々なことが雨霰と降ってきているようで、時代の変化というものを感じますが。 安部政権は内閣改造をしましたが、一週間持たなかったようで、また農林水産大臣が辞めたようです、呪われてますねこの大臣の椅子は。


  さすがに一週間で政治と金の問題でやめるとなると、政権は終わったと見るしかないでしょう、たぶん来週にはなにか大きな動きがあるはず。


  あとはそうですね、色々なニュースがあるので、どれを書こうかと思うのですが、私が特に気になったニュースが二つあって、一つ目が    

  11月に延期を決めるかどうかともめている、テロ対策特別措置法、この法案による自衛隊のインド洋沖における海上給油が、実は殆どがイラク向けだったという事実が発覚し、この話がこれからの延長議論に対して大きな影響を与えつつあるようですが。


  私個人としては、そのテロ対策特別措置法というものは、もともとイラク向けの法だと思っていたので、最近これがアフガニスタン向けの法案だと知ったときは驚いたものですが、しかしやはり私が最初に思っていたとおりイラク向けだったようですね。

  私がなぜこのテロ対策特別措置法がイラク向けの法だと思っていたかというと、理由は単純で、アフガニスタンは内陸の国である以上海上給油の必要はない、また補給ならば周辺諸国に頼めばよく、日本を当てにする必要はないし、その点を総合的に見ると、日本がアフガニスタンの戦争に対して補給することは地理的に不可能である、色々見ていくと、補給はイラク戦争時期に過剰に増加している、湾岸警備が目的ならばこの過剰な増加は説明できない、(すいませんここに書いてあった文章には間違いがありました、補給は額が問題なのではなく、増加傾向に問題があったようです。)


  つまり、自衛隊が海上補給をしているのはほぼ100%イラクのためにであり、海路があり周辺諸国に嫌われているイラク戦争には、日本の補給が必要だったというわけです、 (//だから最近になってアフガニスタンのためと聞いたときは驚いたのですけど、確かにそういえばそういう議論がありましたね、ただそういう議論が起きていたときも、私はこの自衛隊の派遣はアフガニスタンのためではないだろうとは思っていたので、ずっと信じていなかったので驚いたのかもしれません。//)


  そしてこの事実が示すことは、イラクでアメリカに殺された何十万という人々は、われわれ日本人が殺した可能性が高いということで、これをもってテロ対策特別法の延長は無理だということが、多くの人には分かったのではないでしょうか、何十万の人々を殺してまでアメリカに協力したいのか?、さすがにこれはNOじゃないですか。



  それでもう一つ気になったのが、自民党、公安、マスコミあたりが仕掛けた民主攻撃で、大臣が辞めたのでなんだか下火になっていますけど、まあいつもの手ですね、私はこういう手でやめされられた民主党議員を十人以上知っているので、まあまたかいと思っていますけど、


  不倫だ何だというこういう下品な手を使ってくるのは、政府の常套手段で、確か痴漢で捕まった植草氏という人物も、痴漢で捕まったのに100日くらい拘留されたらしい、どう考えても痴漢で捕まってませんよね?、 この人は小泉政権を批判していたので、政治犯としてつかまったのでしょう、 ほかでも、最近大阪でスポーツの競技があったらしいですが、それも実は自民党が湾岸工事か、湾岸事業で失敗したのをごまかすためにやったらしく、内容はズタズタのボロボロだったらしいのですが、


  で、その競技の為に公園のホームレスの人を警察が排除して、そのときに公安がホームレス支援をしていた人を逮捕拘留したらしい、逮捕の理由はディーゼル車を運転していたかららしいが、それで10日間の拘留になるようだ、


  この国の自民党による独裁体制は、敵対者を下品なもので捕まえるか、微罪で捕まえて長く拘留して、圧力を加えるという手を使う、


  その点から見るに今回の件は、大体この手であったと見ていいのではないだろうか、不倫だ何だというのも相手に金でもつかませなければこうはしゃべるまい、そうなると金の出どころとか考えてしまいますよね、 もう一人の青木愛さんの立て看板の件も、警察の言っていることは支離滅裂で、警察の言い分だと、「立て看板のお金は払うべきではなく、ボランティアでやれ、」 ということらしいが材料費等はどうするのか、ただでやらなければ違法と言うはおかしかろう、


  この立て看板の件は、私が素人ながら公職選挙法をざっと見た感じだと、合法とはいえないが違法ともいえないもののようで、公職選挙法には立て看板についてはそれほどの記載がなく、どうすればよいか悪いかという規定は殆どないようだ、そういう状態で立て看板を有料で立てたら違法というのは、さすがにいいすぎではないかな?、有料で立てたことが買収につながるというのであっても、殆ど有料でやっている現実はどうするのか?、どうも私には警察の方が違法に見える。


  まあただ立て看板というものは財力の差が出やすいので、公平ではないというのなら分かる、しかしそれなら公職選挙法を改定して、立て看板の問題を解決すべきであり、その問題を誰かを逮捕してごまかそうというのも問題であろう、 この点を見てもネット等も含め公職選挙法は改正の必要はあるようですが。

  

 


  さて、それはいいとして今日は、サラリーマン重視から、自営業重視へ、ということでも書いてみようかと、この話はなんとなくそんな気がする、という程度の話なのですが、最近の傾向を見ていると、サラリーマンという仕事の崩壊のようなものが起きているように見えるんですね、まあ昔に比べるとということで、崩壊してなくなるというわけではないのですが、全般的に見てみるとサラリーマン的な生き方や考え方が、昔に比べると成立しなくなってきている、でまあそれはなぜだろうと考えてみたので書いてみようかと。


  ほんの十年前くらいまでは、仕事というとサラリーマンで、企業戦士とか言われていましたが最近の傾向を見ると、企業と国民の間にある溝は大きく、企業は企業、国民は国民という意識が高まってきていると思います。 そして、その根本の問題を見ていくと、集約的ビジネスの衰退というのがあると思います。


  最近のビジネスは色々見てみる限りでは、どちらかというとニッチな小さくて尖った物が多く、昔のような全体的に動くようなビジネスというものはほとんどなくなってきているように思います。 そしてその影響を受けてかサラリーマンのような集団、そして集約的なビジネスの形が崩れ、サラリーマン的な仕事の需要は落ちてきているように見えます。


  まあもちろん昔に比べてということで、なくなったりはしないと思うのですが、昔に比べるとサラリーマンといわれても何なのかはっきりしない、サラリーマンというものが、だんだんとあやふやなものになってきているのは事実だと思います。


  まあ最近の派遣の問題も煎じ詰めてみれば、このサラリーマン需要の減退というのがあるのではないかと思え、時代が変わってしまったというのがあるように思います。


  そしてではどうするかというと、ネットで色々見ると案外自営業的な生き方をしている人が、それなりにうまく行っているように見えるので、そういう方向性を見ていったほうがいいのではないでしょうか。 少し前にベンチャーだ何だと騒がれていましたが、あの考えは合っているようで合っていない、結局今の問題は戦後基準で考えてしまう問題というものが、根底の問題にあるわけで、戦後のように大企業成長のような変化がいるだろうというのがそもそもの間違いであり、集約的ビジネスが下火になっている以上、中小企業レベルの起業を目指すのが正しかったように見えます。


  つまり、大企業を起こした戦後という時代は、大企業需要がそもそもあったから成り立ったのであり、集約経済が減りつつある現状では、少なくともそこに住む人間にとっては、分散的なビジネスの形を作る必要があり、そういう意味の起業を目指すべきだったように思います。


  それは教育にも言え、サラリーマンを目指す教育しかないから、そういう教育を受けた人の人生が成り立たないのであり、サラリーマン需要の減退期における教育の形も考えるべきでしょう、少なくとも今の日本の教育は日本人には役に立っていないので。


  時代が変わり、状況が変わる、そしてそれは人のためになるようなものではなく、どちらかという人にとっての試練になるようなものが多いです、今の日本人はこの変化を超えねばならないのではないでしょうか、今考えなければならないのは分散化する社会、そして経済上における人々の生き方と、それを補完する複雑なメカニズムが必要とされているように思えます、


  その点から見るにすべてではないにしろ、集約的な形に依存している、サラリーマン社会から自営業的な社会に移行したほうが(もしくはそういうことを重視する形を作ったほうが)、具体的な意味を生みやすいのではないかと思います。

 

 

 

    それでは今は週一回ですので、次回は来週の水曜日になります、では次回まで。