名古屋の栄近辺を歩いた。
ラーメン店を発見。
一見すると洒落た珈琲屋のような店構え。
グルメセンサー反応。
天から声が聞こえたような気がした。
この店・・絶対に美味しい!!
吸い込まれるように店に入る。
全てが上品で洗練されている。
アサリとシジミで取った出汁は細胞を刺激する。
チャーシューは煮豚ではない・・
生ハムのような・・
ロースト肉のような絶妙な火の通り加減
時間をかけて
低温調理で作られているように感じる。
スープは濃くなく、薄くなく、
軽くて深い風味・・
テーブルには、コショウやラー油など
調味料は一切置かれていない。
たしかに・・・
何も足す必要はない。
何も引く必要はない。
実態の伴った自信
それに対するプライド表れであると思う。
厨房の中をさりげなく観察してみた。
静かに
大きな動作をせず
音を立てず
静かにラーメンを作っている。
こういう料理人・・
好感が持てる・・・
自己陶酔・自己満足ではない、
実態の伴った自信
こういう姿に私もなりたい。
大盛を頼んだら、
950円・・・
私のような
低所得者の昼飯にしては少し贅沢だが、
納得の味だった。