数日前の日記で、徐賀世子さんが翻訳した「セールスマンの死」(作・アーサーミラー、演出・長塚圭史)を見たいけど、チケットが8000円は高すぎるから行くのをやめてしまったと書いたのを見た知人が、連れがいけなくなったからチケットを6000円で譲ると連絡してきたので、老老ブレックファースト(鰯の焼き物WITH長源寺唐辛子、みょうがのもずくの和え、きゅうりの浅漬け、夕べの残りの蜆の味噌汁)を食べた後、一休みしてから横浜の神奈川芸術劇場に出向く。たっぷり二時間半はある舞台だったが、翻訳、演技、演出共に最高の出来ばえで、こんなことなら最初からケチッたりせずにこの舞台に行くんだったと後悔する。終演後、その知人と中華街で食事。先週は有名女性脚本家のNさんに上海蟹を奢って貰ったけど、今日は割り勘の関係なので餃子と春巻きと焼きそばと紹興酒を二杯程で切り上げて、八時前には帰宅。Nさん執筆の「西郷どん」を見る。大久保利通が悪者になって幼なじみの西郷隆盛を政府から排除する切なさが伝わってきて、やるせなくなる。でも、一般の視聴者にとっては大久保利通が突然悪者になったみたいで分かりづらくはないか?一度Nさんに聞いてみよう。11時過ぎ、エゴラッピンの「色彩のブルース」をBGMにイヨネスコの「殺戮ゲーム」を読みつつ眠る。エゴラッピンとイヨネスコの組み合わせ、悪くない。★テアトロジャージャン第十五回公演「緑のサイクリング」(作演出・桃井章、出演・浜田晃、服部妙子、佐藤由美、小松杏)日時2019年3月12日(火)~3月21日(木) 料金3500円 詳細はホームページで★テアトロジャージャンのホームページが開設されました。過去の作品や今後の上演予定作品の情報が掲載。