五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2018・11・4

2018-11-05 09:24:53 | 日記
終わった。終わってしまいました。今日、テアトロジャージャン第十四回作品「誰がルルを殺したのか?」の千秋楽を遂に迎えてしまいました。企画したのは6月だったと思う。イラストレーターのN子さんに企画の概略を伝えて、案内葉書の制作を以来した段階では、出演者を含め大まかな構想はできていた筈。そして七月中旬「櫻と桃の物語」の上演が終わってから台本の執筆にかかったのですが、一カ月半もあれば終わるつもりが九月になってもなかなかエンドマークが打てず、最終的に脱稿したのは九月末にスタッフキャストの顔合わせが行われた前日だったか?いや、その時にはまだ半分しかできてなくて、次の稽古日に後の四分の一を、更に次の稽古日に最後までをみんなに渡したのかも知れないとなると、台本完成までに三カ月近くかかってしまったことになる。いくら遅筆の私でもそんなに長くかかったことはない。この三、四年は年に三本か四本の新作を上演しているのだから、そんなにかかったら台本執筆だけで終わってしまう。事実、前作の「櫻と桃の物語」は五月連休明けに書き出して六月の下旬には稽古に入っていたのだから台本執筆にあてた日数は一カ月半しかない。それなのにそれなのに…と愚痴を続けるのは、私にとって「終わった」感覚は、今日こうして千秋楽を迎えることが出来た時よりも、この台本を仕上げた時の方が何倍も強かったということを言いたかったのかも知れない。と云うことは、打ち上げの席では俳優陣やスタッフたちと私との間にちょっとした温度差があるわけで、いや、この温度差はちょっとしたどころかとても大きかった筈だ。なぜなら、みんなは精神的にも肉体的にもぐったり疲れているのに、私と来たら最近テアトロジャージャンの打ち上げの定番になりつつあるスキ焼きの牛肉を焼きながら頭の中もう次の三月公演「緑サイクリング」の構想を練っているのだ。でも、とにかく終わったことは終わった訳で、この三カ月半「誰ルル」に関わってきた俳優陣とスタッフの皆さん、お疲れさまでした。そして集って下さった9公演で延べ300人弱の観客の皆さん、本当に有り難うございました。★[中山史郎さんを偲ぶ会]・日時12月1日(土曜日)15時~22時まで。参加時間は自由。会費無料(希望者にはドリンクを販売)。会場はジャージャンです。広尾から乃木坂にかけてコレドをこよなく愛してくれた中山史郎さんを彼が来店すると必ず食べた仏前カレーと呼んだ一口カレーと半熟のゆで卵を食べながらコレドの仲間で偲びませんか?世話人・畠山志保(コレド仲間代表)、旧姓川上多恵(スタッフ)、リサ(スタッフ)★テアトロジャージャン第十五回公演「緑のサイクリング」(作演出・桃井章、出演・浜田晃、服部妙子、佐藤由美、小松杏)日時2019年3月12日(火)~3月21日(木) 料金3500円 詳細はホームページで★テアトロジャージャンのホームページが開設されました。過去の作品や今後の上演予定作品の情報が掲載。